PROFIL
声優アーティスト専攻 2022年3月 卒業生
ソニー・ミュージックアーティスツ所属
声優
陽高 真白さん
声優の仕事に活きていると感じるのは「同じ原稿を異なるキャラクターで読む」という授業です。感情や年齢、性格を変えて、一つのセリフを3種類、時には5種類で表現するとう内容の授業が毎週ありました。即興で20種類以上のキャラを作り上げたこともあり、頭をフル回転させながら「引き出し」を増やしていきました。
その経験は今のオーディションや役作りで大いに役立っています。全てのキャラクターが違う中で、当時の授業がベースになり、自信を持って挑めるようになりました。キャラクターの特徴や言い回しをノートにまとめ、見返すことでさらに引き出しを広げています。 東京アニメで想像力を鍛えられて、多彩な表現力を身につけられたのは声優として活躍するための大きな武器になっています。
東京アニメに在学して良かったと感じるのは、「同世代と一緒に成長できる環境」です。特にプレゼンテーションの授業では、短い時間で自分の魅力を伝える練習を重ねました。フリートークやテーマトークを1分半でまとめる授業は、自分をどう見せるか考え、人前で明るく話す力を磨ける絶好の機会でしたし、全員で作品を作り上げたり、チームで演じたりする授業も多く、人と掛け合いをする楽しさを知りました。
同じスタートラインに立つ仲間たちと競い合い、励まし合うことで「負けたくない!」という闘争心や良きライバルとしての刺激が生まれました。
東京アニメは、声優を目指すうえで必要な技術だけでなく、人と一緒に成長する喜びを教えてくれます。同じ夢を持つ仲間と過ごす時間は、未来の自分を作る大切な財産になりました。
東京アニメで一番思い出深いのは、産学連携プロジェクトを通じて「舞歌ファンタジア」という作品のキャラクターに声を当てた経験です。このプロジェクトでは、学生の時から企業主催のオーディションを受けられる機会がありました。私は「フラン・エルメラド」というキャラクターの役をいただきましたが、声優を専攻する学生のほぼ全員が挑戦する中で選ばれた時の嬉しさは今でも忘れられないです。
オーディションではとにかく「ありのままの自分」をさらけ出すことを意識しました。プレゼンテーションの授業や、人前で演技をする機会が多かったおかげで、緊張を乗り越えられました。プロの現場に立つことで、授業で学んだことが現実の仕事に直結していると実感できたのは、東京アニメだからこそ得られた貴重な経験だと思います。
振り返ってみると、私は東京アニメを選んで本当に良かったと思います。日常を共有する仲間ができ、そこでの体験が私を大きく変えてくれました。内気だった私が、発表や授業を通して自分をさらけ出せるようになり、性格まで明るくなれたんです。
それと、公開オーディションの前に自分に似合う服や色もアドバイスをもらえて「自分をどう見 せるか」という意識が自然と身につきました。これらは声優としての成長だけでなく、人生の自信 にもつながっています。
私が東京アニメを選んだ理由は「人」でした。いくつもの専門学校のオープンキャンパスに参加しましたが、東京アニメは先生や先輩方がとてもフレンドリーで、学校全体が明るい空気感に包まれていました。私は緊張しやすい性格なので、この雰囲気なら自分らしく学べると感じたんです。オープンキャンパスで体験したアフレコも初めての挑戦でドキドキでしたが、これがきっかけで本気で声優を目指そうと決めました。
現在、ソニー・ミュージックアーティスツに所属できているのも、東京アニメで開催された公開オーディションのおかげです。自己PRやナレーションを発表する機会があり、努力を続けた結果、声優としての第一歩を踏み出すことができました。所属後は「自分が演じたキャラクターを知ってもらえた」と感じた瞬間、「ようやく声優になったんだ」と実感しました。
声優になりたいという思いで東京アニメに入るという行動を起こした時点で、すでに大きな一歩を踏み出しています。それは本当に素晴らしいことだと思います。そのうえで大切なのは「好き」という初心を忘れずにいること。好きなことなら、いくらでも努力を続けられますよね。
東京アニメでは、素直に学ぶ姿勢さえあれば、先生方が全力で教えてくれる環境が整っています。演技の技術はもちろん、事務所所属のチャンスや卒業後のサポートも手厚いです。だから、東京アニメを信じて、自分を信じて、毎日を楽しんでください。
「好き」をエネルギーに変えて、自分自身を大切にしながら夢に向かって進んでいけば、きっと道は開けます。
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