サマア

2013/6/25(tu)

夏である

夏ですよ

夏って言ったら夏なんですよ

歩いてみても

走ってみても

チャリに乗ってみても暑い

しかしそれでいて、

日差しに彩られた、コントラストの強い街並みに心が躍るような季節

それが夏だ

夏を題材にした作品には、熱く切ないものが多い

一説には、夏休みが3カ月近くあるアメリカ等の欧米諸国では、

文字通り人生の転機となるような出来事を描いた作品があるのに対し

日本では限られたひと月程の休みである故、ノスタルジックであったり、

淡い恋や友情、小さな冒険と青春を描いた作品が多いらしい

「浦安鉄筋家族」と「ハイスクールミュージカル」を比較するに、夏休みが来て死ぬほど嬉しいのは各国共通の様だが

ともあれ、

真夏にホームアローンやダイハードを見てもいま一つ見ても盛り上がらないように、

今日のブログでは、

この季節だからこそ、

熱く、見た後に息も出来ぬ程に切なくなる様な作品を見ようじゃないか

ということを伝えたかった

想像してみて欲しい

青い空と、

陽炎に揺れる都市

or濃緑に染まった田舎町

or真っ青に空を映した海岸

レディオ体操に向かう子供たち

うだるような午前中の日差し

午後の陽が陰り、風そよぐ縁側でまどろむ

ひぐらしの鳴声の中、陽が沈むまではしゃぐ声は絶えない

打ち上がる花火、響く盆踊りの音頭、

夜の熱気の中に浮かぶ松明と提灯、居並ぶテキ屋の明かり

蚊取り線香の煙、虫除けスプレーの香り

クラスメートもどこか違って見える

浴衣姿の女子　ときめく男子

祭りの後

華やぎの名残を後に、

家路に就き
風音と虫の声を聞きながら、眠りに着く

私が内陸出身なので、描写がサマーウォーズやひぐらしチックになってしまったが、

海沿いの町で繰り広げられるドラマもひとしおだ

おわかりいただけただろうか

つまり、

そういうことだ

胸に去来する、締め付ける様な切なさ

映画でも、ドラマでも、アニメでも、漫画でも、小説でも構わない

「夏をテーマにした作品」に触れてみて欲しい

日本に生れてor来て良かったと思って戴ける筈だ

ちなみにこんな話をする度に

「お前何か夏にトラウマでもあんじゃね？」

って言われる

学校からチャリ20分で拝める海

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