
e-sportsで最も高額な賞金はいくらなのか。
もし、その賞金額のトップ5が全て同じゲームだったとしたら、賞金という面において、そのゲームはこの世界で最も白熱しているタイトルと言っても過言ではないでしょう。
ESPORTS EARNINGSというサイトでは、e-sportsの賞金を一覧で確認することができます。
出典:https://www.esportsearnings.com/tournaments
こちらの画像は、各大会の名称と賞金総額、ゲームタイトルと参加チーム数、そして参加選手数が記載されています。上位5つを見ていただくと分かるように、全て同じ大会かつ同じタイトルなのです。
しかし、Dota 2は同じMOBAであるLeague of Legendsに、ユーザー数の面で劣っていまる。それでも賞金総額が高い理由はあるのですが、今回は割愛させていただきます。
兎にも角にも、そんな夢の詰まったタイトルは知っておいて損はないでしょう。
- Dota 2ってどんなゲーム?
“Dota 2”とは、Valve Corporationによる無料で遊び尽くせるゲームです。ジャンルは、リアルタイムストラテジーの要素とタワーディフェンスの要素を組み合わせたMOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)。
MOBAの元祖である“DotA-Allstars”から生まれた“Dota 2”。嘗てはDota系とさえ呼ばれるほど、MOBAというジャンルにおいて歴史の深いゲームです。
ゲームの流れは、100種類以上存在するヒーローから一人を選択し、5人のチームを組みます。その味方と共に、敵チームの本拠地にあるコアを破壊することが最終目標。
以前紹介したLeague of Legendsのように、マップ上には3つのレーン(Top,Mid,Bot)が存在します。味方はそれぞれのレーンに分かれて進軍し、“クリープ”と呼ばれるNPCを倒して、通貨(ゴールド)を獲得していく。
その通貨(ゴールド)を消費することで、戦況を有利にするためのアイテムや装備を購入し、戦力が整ったところで終盤戦に挑むことになります。
- The International Dota 2 Championship
出典:https://www.dota2.com/international/announcement/
Dota 2を知る上で欠かせないのが、2011年以降毎年開催されている世界最大のe-sportsイベント“The International”です。
賞金総額は日本円でおよそ28億円。優勝チームには約12億円。
その賞金額から注目度の高い大会であり、Dota 2はe-sportsシーンを盛り上げるタイトルのひとつです。
最後に、Dota 2は基本プレイは無料で、ヒーローの見た目変更などの課金要素はありますが、初心者から上級者まで同じ条件で戦うことができます。
またMOBAの中でもプレイヤーの実力が顕著に現れるタイトルとなっていますので、プレイする側も観戦する側もあらゆる局面で白熱することは間違いないでしょう。
Dota2 Steam
公式サイト:https://store.steampowered.com/app/570/Dota_2/?l=japanese
Dota2
公式サイト:http://blog.dota2.com/?l=japanese