
SBIホールディングスは2020年6月19日(金)に、SBI e-Sportsの設立および、e-sports事業に参入することを発表しました。若年層との接点の強化、SBIグループの認知向上から、今後はe-sportsプロチーム、e-sportsメディアの運営、e-sportsに関わるコンサルティングなどを行っていく。
以下、ニュースリリースを引用
SBI e-Sports株式会社の設立によるeスポーツ事業への参入について
当社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)はこのたび、SBI e-Sports株式会社(以下、「SBI e-Sports」)を設立し、eスポーツ事業に参入することにいたしましたのでお知らせいたします。
「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲーム・ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。
近年、eスポーツ分野の発展は目覚ましく、世界におけるeスポーツの視聴者人口は、2019年末時点で4億5000万人(※1)に達すると見込まれ、オリンピックとの融和の流れも生じつつあります。eスポーツの視聴者の約75%が35歳未満(※2)とも言われ、デジタル世代を中心にその認知度は高まっています。日本国内においては地域振興策の一つとして期待されており、2019年の茨城国体及び2020年の鹿児島国体(※3)にて文化プログラムに採用されたほか、地方自治体や地域金融機関が誘致・主催するeスポーツの大会やイベントも数多く開催されております。
新会社のSBI e-Sportsでは、プロフェッショナルeスポーツチームの運営、eスポーツメディアの運営、eスポーツに係るコンサルティング等を行う予定です。また、eスポーツ分野の持続的な成長を見据え、国内に限らず海外のパートナー企業などと提携し、グローバルな取り組みを行うことも検討してまいります。さらにSBI e-Sportsは、地方自治体や地域金融機関によるeスポーツイベント誘致の支援などを通じて、地域経済活性化に貢献してまいります。
当社は、このたびのSBI e-Sports の設立およびeスポーツ事業への参入により、デジタル世代との接点の強化によるSBIグループの認知向上、ひいてはSBIグループの各種金融サービス事業とのシナジーの創出を図ることができるものと期待しております。
【ウェブサイト】
https://sbiesports.co.jp/
(※1) Newzoo社「Global Esports Market Report 2019」より
(※2) GlobalWebIndex社「Esports TRENDS REPORT 2018」より
(※3) 新型コロナウイルスの影響で開催は未定