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e-sports業界クロストーク

e-sport業界 クロストーク
SPECIAL CROSS TALK

プロになるための道は増えつつありますが、専門学校で得られる
人とのつながりや
チャンスはとても貴重です。

e-sports

キャスター × プレイヤー

輝かしいプロの舞台。日本でもe-sportsの知名度は右肩上がりで、ますます注目されるプロゲーマー。
そんな第一線で活躍する4名に、e-sportsのプロを目指したきっかけを聞きました。

岡崎 裕史(馬人)

岡崎 裕史(馬人)

声優専攻卒業生で、現在はeスポーツキャスターとして活躍。出演タイトル:R6S、COD、PUBG、APEX、ウイニングイレブン、パワプロ、プロスピ、ボンバーマン等。東京ゲームショウや大会公式配信に多数出演。

岩崎 拓巳(JJ)

岩崎 拓巳(JJ)

元「野良連合」メンバーで、現在はGUTSGaming所属。選手名はジェノバ(JJ)で、ゲームタイトルはレインボーシックスシージ。プロリーグシーズン8APAC Finalで優勝、世界大会ではベスト4に入る人気・実力を兼ね備えたプレイヤー。

大久保 慎(Raina)

大久保 慎(Raina)

Sengoku Gaming所属で、選手名はRaina。ゲームタイトルは「League of Legends」。在校中に、中国で行われた学生選手権で世界大会に出場。SUPPORTプレイヤーとして活躍する注目のプレイヤー。

是澤 佳祐(Nemoh)

是澤 佳祐(Nemoh)

Crest Gaming所属で、選手名はNemoh。ゲームタイトルは「League of Legends」。様々なイベントや大会で優勝し、2019年に開かれたLoLスカウティング・グラウンズにて予選本戦含め全ての試合で勝利。複数チームから声を掛けられた期待のプレイヤー。

岡崎 裕史(馬人)

ゲームからe-sportsの世界へ

岡崎 僕は声優科に通っていましたが、就活中に偶然知り合ったe-sportsに関わる企業の方が、「ぜひe-sportsキャスターになってくれ」と僕を熱く誘ってくれて。ゲームは当時から大好きで、在学中に『Call of Duty』の学生大会の実況もしていたので、「やれるものならやってみよう!」とe-sportsキャスターになりました。早くから業界の人たちとつながりが持てたのは、ゲームに強い東京アニメだからこそでしたね。

岩崎 僕は高校生のときに『レインボーシックス シージ』を始めました。はじめは趣味でしたが、友達と大会に出るようになり、次勝てばアジア大会というところまで進んで。結果は惜しくも準優勝でしたが、「本気でやれば日本一も狙える」と感じたのです。そこからプロを目指して毎日必死に練習して、晴れてチームからスカウトをもらいプロになりました。ちょうど同じ時期に、東京アニメ・声優専門学校のe-sports科が募集しており、僕があえてここに入学しようと決めたのは、プロゲーマーになるためではなく、ゲームを「娯楽」から「競技」に変えたい、まだ発展途上なe-sportsの道を切り開きたいと思ったからです。プレイに本腰を入れつつ、プレイヤー以外の視点でもe-sportsのことを学べたのは大きな財産です。

大久保 慎(Raina)

大好きなゲームでお金をもらう人生

大久保 僕は単純に、「プロになれば趣味のゲームでお金がもらえる」と思って入学を決めました。ただ、もちろん甘い世界ではなかったです。入学してすぐに学生世界大会に出場できる機会がありましたが、同じ学生相手に1勝もできず。プロチームからの声もありましたが、結局頓挫してしまって。「本当にプロになれるのか」と、かなり落ち込みました。ですがチャンスは続いて、2年次に講師として来たプロチームの方からトライアウトのお誘いをもらえたのです。そこから結果を出して、ようやく現チームで正式にプロになれました。結果的に、プロの道を掴むきっかけはこの学校でしたね。

是澤 僕がプロゲーマーを目指し始めたのは高校2年生の頃です。ちょうどゲーム関係の仕事に就きたいと思っていた頃、大阪校でe-sports科が開校すると知りました。オープンキャンパスに行くと、高性能なPCとデバイスが数多く並んでいて、講師には世界大会の経験もあるプロの先輩もいたのです。ゲーム好きな僕にとっては、プロを目指すための夢のような環境だと感じました。入学してから、僕も学生大会に出たのですが、僕の熱意とは反対に、成績は伸びませんでした。「やはりプロは厳しいのか」と一気に将来が不安になりましたが、講師の先生が「もっとレートが上がれば、絶対にプロチームから声がかかるから」と励まし続けてくれて。支えてくれる先生のおかげで頑張れましたね。その後、タイミング良くLJL合同トライアウトの機会にも恵まれて、現チームでの活動につながっています。

岩崎 拓巳(JJ)

未知の世界e-sports
それでも背中を押してくれた家族

岩崎 プロになるまでの過程も決して簡単ではないですが、プロになろうと決めたときは、当然のように反対されました。父も母も不安がっていたようでしたね。ただ、大会で良い結果を残すことが一番の説得だと思ったので、すぐに日本一を取って、結果で気持ちを伝えました。

大久保 僕も反対されました。でも父は「やりたいことをやるのが一番だから」と後押ししてくれましたね。男同士だからか、挑戦したい気持ちを汲んでくれたのだと思います。やるからにはお金も自分でと思い、貯めたバイト代と奨学金で入学しました。

是澤 僕も母はゲームに詳しくないので、「本当に大丈夫?」と心配されました。あきらめきれず何度も母親に説明していたら、兄からも話をしてくれて。兄のおかげで、今では家族みんなが応援してくれています。

是澤 佳祐(Nemoh)

あきらめず、続ける覚悟を持って

岩崎 プロのやりがいは「お金」や「成長」などいろいろありますが、どうしても勝つことが一番の評価になるので、その苦痛も大きいです。つねに「どう勝てばいいか」を考えなければいけないので。

大久保 確かに、ひとつのゲームをひたすらやり続けないといけないですし、背負う責任も大きいですね。でも、それだけ注目して、周りの人から応援してもらえることも、プロの魅力です。負けてしまうと落ち込むこともありますが、ファンの方から「残念だけどよかったよ」「次も応援してる」と声をかけてもらえると、すごく力になります。

是澤 プロになる前も、なってからも、苦しい時期をどう乗り越えるかが重要だと思います。ゲームで一気に成長したと感じられることもあれば、成長スピードが遅くなったと感じる瞬間もあります。壁にぶつかったとしても、そこであきらめず、続ける覚悟を持ってプロを目指してほしいです。

岡崎 きっと本当にゲームが好きで、目標を持ってゲームに関わっていられるような人なら、e-sports業界での仕事は天職になると思います。プロになるための道は増えつつありますが、専門学校で得られる人とのつながりやチャンスはとても貴重です。今後も母校から、どんどん後輩たちが増えていくと嬉しいですね。