リクルートワークス研究所 研究員 古屋 星斗氏

リクルートワークス研究所 研究員 古屋 星斗氏

将来の仕事について、
早い段階から考えてみよう
学生のキャリアを教育から考える研究をしている私から皆さんにお伝えしたいのは、「早い段階から(仮でもいいので)どんな仕事に携わりたいのかを考えてみよう」ということです。では、具体的になにをしたらいいのかというと、おすすめの第一歩は、目標となる社会人を探すことです。「仕事に満足している人は、若い時に影響を受けた人が多い」というデータがあります。周りの人を見渡したり、ネットで調べたりしてみましょう。
専門学校には、仕事のリアルがある
憧れのキャリアが見つかった人が学ぶ場所として、専門学校が魅力的かもしれません。専門学校にはいくつかのエッセンスがありますが、その中でも特に重要な要素が、専門学校にはリアルがあることです。設備がプロ仕様になっていたり、先生が第一線で活躍するプロだったり、インターン制度などで実際の現場に行けたりすることで、リアルを体験でき、自分の目指すキャリアを実際に感じられます。まずは色々な人の話を聞いてみたり、キャリアを考えるイベントに参加してみて、将来目指したい仕事を考え始めてみましょう。それが皆さんの人生を豊かにするでしょう。