
卒業生インタビューINTERVIEW
在学中から声優としてデビュー!
アニメ声優ワールド アニメ声優専攻 卒業
俳協所属
和氣 あず未
在学中に「アイドルマスターシンデレラガールズ」のオーディションに参加し、デビューを果たす。これまでに「スクールスタードリーム!」毬川紅美役、「おしえて!ギャル子ちゃん」ギャル子役、「ウマ娘 プリティーダービー」スペシャルウィーク役に出演。現在はアニメ・ゲーム・ラジオ・舞台など、様々なフィールドで活躍する。

キャラクターに命を吹き込む
声優という仕事に憧れて
──声優を目指すようになったきっかけを教えてください。
13歳のときに、大好きなアニメに出演する声優さんのアフレコ映像を見て、その真剣さやカッコよさに強くひかれました。アニメの裏側にはこんなふうにキャラクターに命を吹き込む人たちがいるんだと知って、私もやってみたいと思いました。それからは、声優になるための専門学校選び。友達と一緒にいろんな学校のオープンキャンパスに参加しました。
──参加してみてどうでしたか?
東京アニメのオープンキャンパスには何回も参加しましたが、新鮮なことばかりで本当に楽しかったです。もっとも印象に残っているのは、自分たちでドラマCDを作ったことです。一緒に参加した高校生たちと打ち合わせをしながら、与えられた役を演じ、最終的に音響スタッフの方に音声をつけていただくという貴重な経験をしました。CDを聞いたときは、声優さんに近づけたような気がして、とっても感動したことを覚えています。
──入学後の学校生活はいかがでしたか?
もともと人前に出て自己紹介をしたり、演技をしたりするのが苦手で、大勢の前でお芝居をすることが不安で仕方ありませんでした。でも、授業では1人で前に出てスピーチをしたり、サマーフェスタなどでは学外のお客様の前で演じたりするうちに自然と恥ずかしいという気持ちは薄れてきました。
夢ははじまったばかり。
やりがいのある仕事に携われて
毎日が楽しい。
──学校での学びが、今の仕事に活かされていると思うことはありますか?
声優の仕事は華やかなことばかりではありません。実際、声優として活躍できるのはほんの一握りの厳しい世界。だからこそ、他の人と同じことをしていてはいけないし、私の場合、在学中は空いている教室を使って、お芝居の稽古や発声トレーニングなどを行っていました。そうした日々の努力の結果があったからこそ、学内オーディションに応募することができ、事務所所属やラジオ番組でのアシスタントパーソナリティという仕事につながったと思います。
──声優を目指す人へのメッセージをお願いします。
初めて参加した『アイドルマスターシンデレラガールズ』のオーディションで役をいただき、また、ファンの方から「あなたを見て元気になれた」という嬉しいメッセージをいただくなど、声優になるという夢をかなえられたことは、本当にうれしいです。特に『アイドルマスターシンデレラガールズ』は在学中から知っていた作品だけに、オーディションに合格したときは、先生にも喜んでいただき夢のようでした。声優になりたいという夢を持っている人に伝えたいのは、この仕事は本当にやりがいがあるということ。関わる人が多く、人との接し方が重要で苦労することもあると思いますが、本当になりたいという気持ちがあれば、それに共感してくれる人は必ずいます。いつか、現場でお会いできることを楽しみにしています。一緒にがんばりましょう!