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プロゲーマー GUTS Gaming所属 岩崎 拓巳

卒業生インタビュー
INTERVIEW

プロゲーマーが内秘める
世界を相手戦う覚悟

e-sportsワールド プロゲーマー専攻 卒業

GUTS Gaming 所属
職業:プロゲーマー/
担当:プロゲーム実習

岩崎 拓巳

GUTS Gaming所属。選手名はJJで、ゲームタイトルはレインボーシックスシージ。プロリーグシーズン8APAC Finalで優勝、世界大会でベスト4に輝き、レインボーシックス Japan Championship2020では3位の好成績を収める。現在はプロリーグAPAC NorthDivisionで活躍中。

プロゲーマー GUTS Gaming所属 岩崎 拓巳

──岩崎さんはプロゲーマーとして活躍していますが、
やりがいを教えてください。

現在出場しているAPAC North Divisionは、日本から4チーム(20人)という限られたプレイヤーしか参加できない厳しいリーグ。狭き舞台で戦えるというのはプロゲーマーにとって光栄なことです。スポンサーからも、ファンからも「勝利」が求められるというプレッシャーを感じますが、その分、プレッシャーをはねのけて勝利したときの喜びは、何事にも代えられないものがあります。何よりも、「ゲーム」ひとつで世界を相手に戦えること、そして日本だけでなく様々な国の方が応援してくれるのは、プロゲーマーならではのやりがいだと感じています。

──高校生でプロになりましたが、
あえて東京アニメを進学先に選んだ理由は?

もちろん専門学校に入学しなくてもプロになることは可能です。ただ、プロゲーマーになって改めて感じるのは、プロとして活躍するためには、技術だけでは難しいということ。東京アニメには「海外研修」がありますが、そこでは世界的に有名なe-sports企業を訪問し、プロチームと対戦したり、企業ブースを見たりと、世界のレベルを肌で感じることができます。また、「産学連携プロジェクト」で企業とのパイプを作ったり、仲間と大会に参加することもできます。ゲームの知識や技術だけでなく、こうした経験ができるのも、専門学校ならではの学びだと思います。

──東京アニメで講師を担当されていますが、
どんな指導を心がけていますか?

私のクラスでは、録画した試合映像から1シーン1シーン、指の動きからゲーム内で取った行動まで徹底的にコーチングを行います。一切妥協はしません。プロの目から見て、ダメなものはダメだし、よい動きはしっかりほめています。また、学生からゲームについて質問・相談されることもありますが、個別で対応しています。特にゲームにおいてもっとも危険なのが、わからないところを残してしまうこと。その「わからない」が大会中に出てしまったらそのせいでラウンドを落としかねません。わからないところがあったら、その場で理解することの大切さを伝えています。また、ゲーム以外はもちろん、進路や業界のことについても自分の経験からアドバイスしています。

プロゲーマーが見据える
日本一、世界一への道すじ

──今後の目標と、プロゲーマーを目指す人へのメッセージをお願いします。

2つあります。1つ目は講師という立場から、たくさんのプロを育てること。先日も私のクラスから5人のプロが誕生しました。入学当初はまだアマチュアの領域を超えられなかった彼らが大会で並み居る強豪を倒していくのを見て、うれしかったです。人前に出る機会も増えるので、スキル以外にも礼儀やマナー、コミュニケーション能力を高めていってほしいです。2つ目はプレイヤーという立場から、アジア大会に出場し、世界大会の切符を獲得すること。そして世界一の称号を手にし、ゲームを「娯楽」から「競技」へと導き、e-sportsの業界を盛り上げていくことです。簡単な道のりではありませんが、勝ち続けた先に、ゴールが見えてくると信じています。これから入学する人には、私のもとでプロになってほしい。いつか君たちと対戦できる日を楽しみにしています。