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アニメーションの作り方を解説!手順や制作の基礎となる7つの技法も紹介

アニメーションの作り方を解説!手順や制作の基礎となる7つの技法も紹介

「個人でアニメ制作がしたい!」
「自分が描いた絵を動かしたい」
と考えていませんか?

でも、どうやればちゃんと絵が動くのか、あまりイメージがわかないですよね。

そこでこの記事では、アニメーション制作の専門学校である東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校が、アニメーションの作り方について紹介します。

・アニメーションの具体的な作り方
・魅力的に動かすための7つの手法
・作るうえで大切な3つのポイント

について解説しているので、これからアニメーション制作をやってみたいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

そもそもアニメーションはどうやって動いているのか解説

まずは、そもそもアニメーションがどのように動いているのかを解説します。

「アニメーション=本格的なパラパラ漫画」というイメージを持っている方もいらっしゃいますね。

おおよそ間違いではありませんが、アニメーションの制作現場では、以下のような言葉を用いています。

・原画:アニメーションと元となる絵
・中割り:原画と原画の間に差し込む絵
・動画:原画と中割をつなぎ合わせたもの

まずはアニメーションにおいてポイントとなる部分に原画を描き、そこに至るまでの動きを中割りとして制作します。

例えば人がジャンプするシーンには、立つ→しゃがんで勢いをつける→ジャンプするという3つの動作が必要です。

この場合は3枚の原画を用意し、その間の動きを中割りとして描いていきます。最後に、動画としてつなぎ合わせれば、アニメーションの完成です。

アニメーションには原画・中割り・動画という3つの用語があることを覚えておきましょう。

アニメーションの具体的な作り方を5ステップで紹介

こちらでは、アニメーションの具体的な作り方を、5つのステップで紹介します。

1. 構想を練る(シナリオ)
2. 絵コンテを作る
3. 原画を描く
4. 中割を描く
5. 編集ソフトで動画化する

それぞれ詳しく確認していきましょう。

【アニメーションの作り方1】構想を練る

まず行うことは、アニメーションの構想(シナリオ)を練ることです。全体の流れや意図が決まっていないと、製作途中で何を描いていいのかがわからなくなってしまいます。

・どれくらいのボリュームにするのか
・どんなストーリーで話を進めるのか
・物語の舞台や世界観
・登場するキャラの人数
・キャラや重要なアイテムなどのデザイン

これらをあらかじめ決めておくことで、違和感のない作品を作れます。

例えばマンガや小説なども、あらかじめ話のオチや結末を決めてから執筆を進めますよね。構想で大枠を決めておくことで、効率よく質の高いアニメーションを作れるようになるでしょう。

時間がかかるかもしれませんが、じっくりと納得のできるものを考えてみてください。

【アニメーションの作り方2】絵コンテを作る

構想で大枠が決まったら、絵コンテを制作します。

絵コンテは、大枠のストーリーの中に道筋を作っていくイメージです。実際に簡単な絵を描いて、どのようにアニメーションを動かしていくかを決定していきます。

絵コンテに記載する主な内容は、以下のとおりです。

・シーンごとの構図
・キャラクターの動き方・カメラワーク
・セリフや効果音などの情報
・カットの秒数
・シーン番号・カット番号

すべて絵で表現する必要はないので「右から左に移動するように動かす」などの文章も取り入れていきましょう。

ごちゃごちゃしすぎると実際の製作時によくわからなくなってしまうので、わかりやすく最低限必要な情報をピンポイントで描くようにしてみてください。

【アニメーションの作り方3】原画を描く

絵コンテが決まったら、実際に絵を描いていきます。まずはアニメーションの元となる原画です。

原画はアニメーションのポイントとなる部分に配置するため、具体的な枚数は表現したい動作によって変わります。

例えば簡単な歩行動作であれば、足を交互に出している2枚を原画にして、後は中割で動きを付ければ表現可能です。

どれくらい動きに細かさを出したいかによって、原画の枚数を決めてみてください。

なお、原画を描くには手書きでももちろんOKですが、本格的なソフトを利用すると便利です。

PhotoshopやIllustratorを使えば、絵のパーツごとにレイヤー(層)を分けられるので、修正や中割り作成が楽に行なえます。

本格的なアニメを効率よく作りたいという場合は、利用を検討してみてください。

【アニメーションの作り方4】中割りを描く

原画を完成させたら、次は中割りを描いていきます。

中割は原画と原画をつなぐために、間に用意する絵のことです。中割りをうまく入れていくことによって、まるで実写かのようななめらかな動きを表現できます。

中割の枚数も、表現したい動きによって変化します。簡単な歩行動作であれば、2枚の原画に対して6枚の中割り(右足・左足で3枚ずつ)を作ると、ある程度なめらかにキャラクターを動かせるでしょう。

中割りはキャラクターだけでなく、背景などの動きにも利用されます。どうすれば観ていて違和感のない動きを作れるかを意識しながら、制作してみてください。

【アニメーションの作り方5】編集ソフトで動画化する

最後に、用意した原画と中割りを編集ソフトで動画にします。コマの秒数を決めて、その中に絵を配置していくイメージです。

そして追加でキャラクターのセリフや効果音、BGMなどを挿入していきます。

動画編集ソフトにはいろいろなものがありますが『Premiere Pro』や『After Effects』などが有名です。

ご自身が使っているパソコンによっても使いやすいソフトは変わるので、動作環境等を確認してから決めてみてください。

アニメキャラクターを魅力的に動かすための7つの手法

こちらでは、キャラクターを魅力的に動かすための7つの手法について紹介します。

1. フォロースルー
2. アンティシペイション(予備動作)
3. ステージング
4. スローイン・スローアウト
5. スクワッシュ&ストレッチ(潰しと伸ばし)
6. アーク(運動曲線)
7. アピール

効果的な動かし方を覚えて、違和感なくキャラクターを動かせるようにしましょう。

1.フォロースルー

フォロースルーは、キャラクターの動きが終わった後に、付属部分を遅れて動かす手法です。

フォロースルーによって、柔らかい動きを表現できます。

たとえばキャラクターが走り始める際に、髪の毛は少し遅れて動きますよね。止まる際も、身体より後に髪の毛が元に戻ります。

このように動きに時間差を付けて、柔軟な動作を表現するのが、フォロースルーです。

2.アンティシペイション(予備動作)

アンティシペイションは、本来の動きに対する予備動作をあらわします。

・パンチをする前に振りかぶる
・ジャンプする前にかがむ

などの動作が、アンティシペイションです。

アンティシペイションによって、自然でリアル感のある動作を作れるほか、視聴者に次のシーンを予測させる効果があります。

3.ステージング

ステージングは日本語で言うところの『演出』です。

1つのカットに対して、どこを目立たせたいかに応じて、画面のシチュエーションを変更します。

・威圧感を出すために、特定のキャラクターを大きくする
・1人だけ他のキャラクターと違う場所に配置する

など、何を見せたいかに応じて、ステージングを考えてみましょう。

4.スローイン・スローアウト

スローイン・スローアウトは、動きの緩急です。

人間の動きの速度は一定ではなく、状況に応じて変化します。

例えば走り始めるときと、走り終えるときには、スピードが遅くなりますよね。

きちんと速度の緩急をつけることで、機械的ではなくリアリティのある動きを表現できます。

5.スクワッシュ&ストレッチ(潰しと伸ばし)

スクワッシュ&ストレッチでは、キャラクターの柔らかさや躍動感を表現できます。

例えば目をつぶる時に顔全体をギュッと縮めたり、びっくりした表情を出す時に顔を伸ばしたりすると、顔のパーツが動くだけの状態よりもアクティブな印象を与えられます。

スクワッシュ&ストレッチをうまく使うと、よりアニメ的な表現になるので、コミカルさを演出したい時もおすすめです。

6.アーク(運動曲線)

アークは、曲線的な動作を表現する技法です。

人間の動作には基本的に、曲線的な動きが含まれています。例えば腕を振る動作を見ると、手先が半円を描いているのがわかるでしょうか。
顔が動くときも、鼻先に注目すれば、曲線的な動きをしていることがわかります。

身体の動作を意識して、アーク表現を取り入れれば、キャラクターをより自然な動きで表現できます。

7.アピール

アピールは「視聴者への訴えかけ」です。動きやデザインを用いて、キャラクターの魅力を伝えます。

例えばディズニーのキャラクターは、それぞれがアニメーション内でどのような役割を持っているかで、動き方がまったく違います。悪役なら、悪役だとひと目でわかる動きやデザインをしていますよね。

このように視聴者にハッキリわかる表現で訴えかけて、より視聴者を引きつけるキャラクターを作るのが、アピールという手法です。

本格的にアニメーション作りを学びたいなら、専門学校がうってつけ

ここまでアニメーションの作り方や表現のコツを紹介していますが、本格的なアニメ―ションを作りたいのであれば、やはり専門学校で学ぶのが一番です。

言葉で学んだとしても、実際にどうやって表現すればいいのかは独学だとなかなか身につけづらいでしょう。

しっかりとアニメーションのプロから教わることで、本格的で違和感のない作品を作りやすくなります。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、専門講師によるオリジナルアニメーションやなど、アニメーション制作に関わる様々なカリキュラムを導入しています。

もしかすると「専門学校だとお金も時間もかかるのでは」と思うかもしれません。しかしプロから直接ノウハウを教わり、2年で将来的にずっと使えるスキルを身につけられるのは、専門学校ならではの強みだといえます。

もちろんご自身がどれくらいのクオリティのアニメーションを作るかにもよりますが、本格的で周りの人に見せるとアッと驚かれるようなもの制作したい方は、ぜひ専門学校を検討してみてください。

アニメーションを作る上で大切な3つのポイント

こちらでは、アニメーションを作る上で大切な3つのポイントについてお伝えします。

1. フレームレートを把握しておく
2. 動きの原則を理解しておく
3. とりあえず簡単な動きから作ってみる

それぞれ詳しく確認していきましょう。

【アニメーション作成のポイント1】フレームレートを把握しておく

フレームレートを把握しておくのは、アニメーション制作において重要です。

フレームレートとは1秒間に何枚の静止画が使われているかを表す数値で「30fps」や「60fps」という形で使われます。

一般的なアニメーションの場合、24fpsで制作されることが多いです。つまり1秒間に24枚の絵を用意しなければなりません。

もちろん24枚全てを違う絵にするは必要ないし、フレームレート自体を12fpsや20fpsなど低めに設定してもOKです。

重要なのは違和感のない表現なので、フレームレートを把握して、どれくらい原画や中割りを入れるかを決めながら進めていきましょう。

【アニメーション作成のポイント2】動きの原則を理解しておく

動きの原則を理解しておくのも、アニメーション作りでは重要です。

キャラクターや背景がどうすればなめらかに動くのかを理解しておかないと、視聴者に違和感を与えるきっかけになってしまいます。

歩く・立つといった簡単な動作の中にも原則が存在するので、サンプルになる映像を見ながら理解しておきましょう。

【アニメーション作成のポイント3】とりあえず簡単な動きから作ってみる

とりあえず簡単な動きから作るのも、アニメーション作りのポイントです。

最初から本格的で細かな動きを作ろうと考えると、途中で挫折する可能性が高まります。

まずは制作に慣れるという意味を兼ねて、簡単に作れる動きから進めていきましょう。

まとめ:アニメーション作りには知識が必要不可欠

今回は、アニメーションの作り方の手順や、魅力的に動かすための手法やポイントについて解説しました。

アニメーションは見ているだけでは気づかないような場所に、違和感なく動かすノウハウが詰め込まれています。しっかりと知識を蓄えて、視聴者の目を釘付けにするようなアニメーションを作ってみてください。

最初は独学で進めてもOKですが、もし「本格的な技術を身に着けたい!」と考えるのであれば、専門学校で勉強するのも効果的です。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、専門的な制作方法やデジタルソフトの使い方など、アニメーション作りに欠かせない技術を身につけられます。

卒業生にはアニメーション業界で活躍している人も多く、まさに将来に渡って使えるスキルを習得可能です。

アニメーション作りの深い知識を勉強したい方は、ぜひ受講を検討してみてください。