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ゲーム・アプリ・VR

ARアプリの開発ができるツール7選を紹介!手順や注意点についても解説

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ARアプリの開発ができるツール7選を紹介!手順や注意点についても解説

拡張現実とも呼ばれ、バーチャルの情報を現実世界に映し出すAR(Augmented Reality)。まるでSF世界に飛び込んだかのような非現実感を味わえるため、注目を集めているテクノロジーのひとつです。

そこで「自分でもARアプリを開発して、いろいろな人に楽しんでもらいたい!」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ところがいざ開発をしようと思っても、どうやればいいのかイメージが沸かないですよね。

そこでこの記事では、AR技術を学べる東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校が、ARアプリの開発方法についてお伝えします!
これからARアプリを開発して世に出したいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

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ARアプリを開発する前に!まずは3つの種類を知ろう

ARアプリを開発する前に、まずは3つの種類について確認しておきましょう。

AR=現実世界にバーチャルを取り込むものだという認識は広まっていますが、細かく分けるといろいろな手法があります。

  1. 画像認識型
  2. GPS型
  3. 空間認識型

上記3つの型について、それぞれくわしく解説します。

①画像認識型

画像認識型は、カメラが取得した画像を認識して表示するARです。ARと聞くと「カメラで映したものが空間に現れるもの」と考える方が多いでしょう。

画像認識型のARは、さらに2つの種類に分類されます。

・マーカー型
・マーカーレス型

マーカー型は、QRコードのような四角の画像をカメラに認識させることで、あらかじめ用意されている情報を表示するものです。

マーカーレス型は、自由な画像やイラストなどを認識し、そこからARを表現します。

どちらにせよ「画像を読み込んでARにする」という方式が、画像認識型です。

②GPS型

GPS型は、位置情報を読み取って表示するタイプのARです。GPSによってスマートフォンなどの端末がいる場所を判別し、そこから画像を現実世界に投影します。

たとえば人気ゲームの『ポケモンGo』では、位置情報によって出現したポケモンをAR表示することが可能です。

他にもナビゲーションのサービスなど、幅広い場所で使われています。

③空間認識型

空間認識型は、立体的な情報を読み込めるARです。画像認識型だと平面図しか認識しませんが、空間認識型を使うことでより立体感のある表現ができます。

たとえば、部屋に家具をおいて雰囲気を確かめたり、イベントでキャラクターを現実世界に呼び出したりすることが可能です。

メガネにAR機能を搭載するなど、空間認識型を使ったウェアラブル端末(着用できる機会)の開発が常におこなわれています。

ARアプリを開発するためにおすすめのツール7選

こちらでは、ARアプリを開発するためにおすすめのツールを紹介します。

  1. Apple ARKit
  2. Google ARCore
  3. Spark AR Studio
  4. Amazon Sumerian
  5. Snapchat Lens Studio
  6. Vuforia
  7. ARToolKit

それぞれくわしく確認していきましょう。

①Apple ARKit

Apple ARKitは、その名の通りAppleが提供しているAR開発ツールです。iPhoneやiPadで利用できるAR機能が作成できます。

Apple製品専用ということもあり、iOS向けに作られた言語であるSwiftでの開発が可能です。Swift向けの開発環境であるXcodeも利用できるので、ARのために特別な環境を用意する必要がありません。

難易度が高そうなAR開発を、可能な限り身近なものにしたツールだといえます。

②Google ARCore

Google ARCoreは、JavaやUnityといった人気の言語や開発環境で利用できることから、参入ハードルが低く、多くの人が利用しています。

空間認識による3Dの表現も可能なので、幅広い用途で利用できるツールです。

③Spark AR Studio

Spark AR Studioは、Facebookが提供しているARツールです。主にFacebookやMessengerでの利用が想定されています。

顔認識の技術を利用したサービスで、カメラで映した顔にエフェクトをかけたり、文字などを出したりすることが可能です。

ツール自体は英語表記ではありますが、プログラミング言語を必要とせず、直感的な操作でエフェクトを追加できます。

完成したARはFacebookで簡単にシェアできるので、コミュニケーションとしても役立つツールです。

④Amazon Sumerian

Amazon Sumerianは、名前の通りAmazonが提供しているARツールです。ソフトウェアのダウンロードが不要で、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザを用意するだけで利用できます。

プログラミングが不要で、Amazonが用意しているオブジェクトを配置するだけ。直感的な操作で、短時間でARサービスを制作可能です。

iOS・Androidの両方に対応しているので、より多くの人に体験してもらいたいと考えている方にうってつけだといえます。

⑤Snapchat Lens Studio

Snapchat Lens Studioは、Snapchatというアプリ専用のARツールです。Snapchat自体もカメラにARのフィルターを追加して遊ぶアプリですが、Snapchat Lens Studioを使うとさらにオリジナルの作品を作れます。

作ったフィルターの共有も可能なので、友達間で気軽にARサービスを楽しみたい方におすすめのツールです。

⑥Vuforia

Vuforiaはスマートフォンやタブレットなど、幅広い端末に対応しているAR開発ツールです。

Vuforia自体に豊富なサンプルがあり、さらにカスタマイズが可能なので、オリジナリティのあるARサービスを簡単に制作できます。

さらにマーカーを自由に指定できるので、自分が好きな画像をきっかけに物体を飛び出させることができる点も魅力です。

⑦ARToolKit

ARToolKitは、1999年に研究用として日本人が開発したツールです。2015年にオープンソース化されて以降、世界中で利用されるようになりました。

スマートフォン、タブレット、パソコンなど幅広い端末での開発に対応しており、またオープンソースということで、有志によるバージョンアップが進んでいます。

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ARアプリの開発方法5ステップ

こちらでは、ARアプリの開発方法について紹介します。

ARツールの中には直感的な操作で開発できるものもありますが、本格的なものを作るにはプログラミングが必要不可欠です。

どのような流れで開発するのかを参考にしつつ、自分なりのARサービスを作ってみてください。

  1. 開発環境をインストールする
  2. ARツールの設定をおこなう
  3. プログラミングをおこなう
  4. ARを実行し、テスト
  5. アプリ化して公開

ステップ1.開発環境をインストールする

ARを制作するには、まずは開発環境のインストールが必要です。開発環境で作ったプログラムを、ARツールで表現するという流れで制作を進めます。

開発環境には色々なものが存在し、代表的なのは以下の通りです。

・Unity:3Dゲームをメインとした開発エンジン
・Xcode:iOS向けの開発ツール
・Android Studio:Android向けの開発ツール

それぞれで利用する言語が違うので、自分が使いたいものを選ぶようにしましょう。

とくにおすすめなのはUnityです。Unityはある程度直感的な操作でプログラミングができるうえに、対応しているARツールも多いです。

プログラミング初心者でも使いやすいので、ぜひ試してみてください。

ステップ2.ARツールの設定をおこなう

次にARツールの設定をおこないます。開発環境や言語ごとに対応しているARツールが違うので、正しいものを選びましょう。

またiOS向け、Android向けなど、ARアプリを使いたい端末によってもツールは違ってきます。

VuforiaやARToolKitであれば多くの端末に対応しているので、まずはそちらから使ってみて、合うものを選んでいってみてください。

ステップ3.プログラミングをおこなう

開発の設定が完了したら、いよいよプログラミングをおこないます。

独学の場合は行き詰まったときに質問できる相手がいないため、インターネットや書籍が充実している有名な言語を選ぶのがおすすめです。

JavaやSwiftなど、自分が使いやすい言語を選択して開発を進めていってください。

ステップ4.ARを実行し、テスト

プログラミングが完了したら、実際にARを実行します。

カメラ上に、自分が制作した画像がうまく表示されているかを確認してみましょう。

いろいろな動作をテストして、不具合なく利用できれば完成です。

ステップ5.アプリ化して公開

最後に作ったAR作品をアプリ化して、公開できるように設定します。

アプリとして世界中でダウンロードできるようにするには、iOS・Androidの基準に合う形にしなくてはなりません。この作業をビルドといいます。

うまくビルドが完了し、実際に端末で利用できるようになれば完成です。

あとは公開作業をおこなって、みんながダウンロードできるように整えましょう。

本格的なARアプリを開発するなら基礎を教わることが大切

ARツールには、特別な能力を必要とせずに直感的な操作で制作できるものも存在します。

ところがそれだけだとテンプレートに当てはめた簡単なものしか作れないため、本格的なサービスを作りたいなら、基礎からARについて学ばなくてはなりません。

ただしARの仕組みやプログラミングの方法を1から勉強するのは難易度が高く、独学では挫折してしまう可能性があります。

気持ちが折れてしまわないように、基礎は人からしっかりと教わることが大切です。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、プロの講師からAR技術を駆使したアプリ制作を勉強できます。

時代のトレンドに合った内容を、最新ソフトを使いながら教われるので、非常に効率的です。

アプリ業界に就職して最前線で活躍できるようなスキルが身につくため、ARを本格的に学びたいと考えている方は、ぜひ利用を検討してみてください。

ARアプリを開発する際の3つの注意点

こちらでは、ARアプリを開発する際の注意点を3つ紹介します。

  1. いきなり大掛かりなものを作ろうとしない
  2. 個人情報の取扱に注意する
  3. 利用規約や禁止事項を明確にする

それぞれくわしく確認していきましょう。

①いきなり大掛かりなものを作ろうとしない

アプリ開発全般にいえることですが、いきなり大掛かりなものを作ろうとしないことは大切です。

慣れていない段階で難しい仕組みを盛り込もうとしても、失敗が続いて挫折の原因となってしまいます。

構想段階ではついつい「あれもこれも取り入れたい」という気持ちになりますが、最初はとりあえず完成させることを目標にして、できそうな範囲で作っていくようにしましょう。

「ひとつ完成したら、次のアプリは少し機能を増やす」という形にすれば、挫折すること無くアプリ制作を進められます。

②個人情報の取扱に注意する

ARアプリを公開する場合は、個人情報の取扱に注意しましょう。

とくにGPS型のアプリだと位置情報を管理する必要があるので、適切な扱い方をしないと漏えいなどのリスクが伴います。

現実世界の情報を取り扱うアプリだからこそ、利用者に不利益な状況が起こらないように気をつけてください。

③利用規約や禁止事項を明確にする

アプリを公開する際は、利用規約や禁止事項も明確に設定してください。

規約がしっかりしていないと、利用者が行った悪質な行動をアプリの責任にされる可能性があります。

とくに位置情報を使う場合、私有地に勝手に入ったり、他人に迷惑をかけたりする行為が起きるかもしれません。

ちゃんと規約を設けて、正しく利用してもらえるように整備しておきましょう。

まとめ:自分が使いやすそうなツールや言語でARアプリの開発を進めよう

まとめ:自分が使いやすそうなツールや言語でARアプリの開発を進めよう

今回はARアプリの開発方法について、おすすめのツールや手順を紹介しました。

ARと聞くと最新技術で難易度が高いように感じるかもしれませんが、簡単なものであれば個人でも手軽に制作できます。

ただし本格的なものを作るにはそれ相応の知識が必要なので、自分が作りたいものを表現するためにも勉強を進めましょう。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、本格的なARアプリの開発方法について、基礎の基礎から勉強できます。

講師から直接教えてもらうことで、途中で行き詰まっても質問しやすく、モチベーションが続きやすいです。

長く使える技術を身につけるためにも、ぜひ受講を検討してみてください。

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