ゲーム実況のやり方とは!具体的な6ステップや必要な機材についても解説
動画サイトで人気を集めている、ゲーム実況動画。「自分も始めてみたい」と考えていても、イマイチやり方がわからないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どんな機材を使って、なにをすればゲーム実況者になれるのかはわかりづらいですよね。
そこでこの記事では、ゲーム実況のやり方や必要な機材、おすすめのプラットフォームなどをくわしくまとめました!
これから人気実況者を目指して動画を作りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
記事の概要
ゲーム実況の種類とは?2パターンに分けて解説
こちらでは、ゲーム実況の種類について、2パターンを紹介します。
1. 動画投稿
2. ライブ配信
どちらが自分に合っているかを考えながら、確認してみてください。
1. 動画投稿
自分で録画した動画を、プラットフォームに投稿するパターンです。ゲーム実況と聞くと、こちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
自分で好きなように編集してから動画をアップロードできるので、トーク力やゲームの実力に自信がなくても問題ありません。
ただし、その分編集に時間がかかるというデメリットもあるので、自分の動画にこだわりを持ちたい方におすすめの手法といえます。
2. ライブ配信
ライブ配信は、リアルタイムでゲームの実況をおこなうパターンです。
視聴者と話しながらゲームを進めたり、編集の必要がなかったりするのが、ライブ配信のメリットといえます。配信した動画は後からアーカイブとしてアップできるプラットフォームもあるので、配信すればするほどファンが増えていくでしょう。
ただし動画投稿と違って、その場の視聴者を楽しませるためのテクニックやトーク力が求められます。
視聴者の目を引くゲームテクニックを持っている方に、おすすめの手法です。
ゲーム実況に必要な7つの機材を紹介
こちらでは、ゲーム実況に必要な7つの機材を紹介します。
1. パソコン
2. スマートフォン
3. ゲーム機
4. キャプチャーボード
5. HDMIケーブル
6. マイク・イヤホン
7. 動画編集ソフト
配信するゲームによって必要なものが変わるので、自分が使うものだけ用意するようにしましょう。
1. パソコン
パソコンは、PCゲームや家庭用ゲームを実況するときに必要です。パソコンが無ければゲーム画面をうまく録画できないため、実況の質が下がってしまいます。
また、動画編集はPCでやることが大半なので、クオリティにこだわりたい場合は用意しておいたほうがよいでしょう。
パソコンのスペックは高ければ高いほど快適ですが、その中でも以下の性能にこだわってみてください。
CPU:パソコンの処理能力
メインメモリ:処理のスピード
GPU:グラフィックの処理能力
この3つが優れていれば、重くなることなくゲームをプレイできます。
2. スマートフォン
当然ではありますが、スマートフォン用ゲームをプレイする場合は用意しましょう。
スマートフォンについている録画機能を使えば、すぐに実況が始められます。プラットフォームによってはそのままアップロードできるので、スマートフォン1台だけでもゲーム実況は可能です。
ただし動画を編集したり、より快適な環境で実況動画を撮影したい場合は、パソコンを用意しておいたほうが無難です。
3. ゲーム機
家庭用ゲームを実況したい場合は、ゲーム機の準備が必要です。PS4であれば、ゲーム機自体をインターネットにつなげて配信もできます。
古いタイプのゲーム機を使うのであれば、パソコンへの接続が必要です。パソコンに映したゲーム画面を録画することで、きれいな動画を作成できます。
4. キャプチャーボード
キャプチャーボードは、家庭用ゲームやスマートフォンの映像や音声をパソコンに表示するための機材です。
キャプチャーボードを使えば、Nintendo Switchなどの録画・録音機能が充実していないゲーム機でも、簡単に実況動画を作成できます。
マイクによる音声入力もできるので、ほぼ必須の機材だといえるでしょう。
ただし、PCゲームを実況する場合は、直接パソコン画面を録画するだけなので必要ありません。またHDMIケーブルで接続する必要があるので、ゲーム機側にHDMIケーブルがないと使いない点には注意しましょう。
5. HDMIケーブル
HDMIケーブルは、キャプチャーボードとゲーム機やスマートフォンをつなぐために必要です。パソコンに画面を映し出すときに必須なので、キャプチャーボードと一緒に用意しておきましょう。
スマートフォンの場合は、変換プラグも併せて必要です。
6. マイク・イヤホン
実況音声を録音するために、マイクとイヤホンも用意しておきましょう。マイクはパソコンに接続するため、USB端子になっているものがおすすめです。
イヤホンは何でもOKですが、無しだとPCから出力された音がマイクに入ってハウリングを起こす可能性があるため、用意しておいてください。
7. 動画編集ソフト
撮影した動画を編集する場合は、編集ソフトも用意しておきましょう。
編集ソフトは、以下のものが人気です。
・Adobe Premire Pro(月額課金制)
・Final Cut Pro(Mac専用・買い切り制)
・Filmora(買い切り制)
いずれもカットやテロップ入れなら難なくできるので、編集にこだわりたい場合はいずれかを購入してみてください。
ゲーム実況のやり方とは!具体的な6つのステップを紹介
こちらでは、ゲーム実況の具体的なやり方を、6つのステップに分けて紹介します。
1. 実況したいゲーム・デバイスを決める
2. 始めたいプラットフォームを決める
3. 機材を準備する
4. 実際にゲーム画面を録画・配信する
5. 必要に応じて編集作業をおこなう
6. 実況動画をアップロードする
やり方さえ知っておけば誰でも簡単にできるので、ぜひチェックしてみてください。
1. 実況したいゲーム・デバイスを決める
まずは実況したいゲームやデバイスを決定します。まずは実況する内容を決めておかなくては、次に進むことはできません。
・どんなゲームで遊ぶのか
・PCゲームか、スマホゲームか
・誰に見てもらうのか
など、まずは自分が実況したいと思えるゲームを選びましょう。
もし「人気の実況者になりたい!」と考えているのであれば、なるべく人気を集めているゲームがおすすめです。
マイナーゲームは視聴者が少なくなりやすいので、知名度が低い始めたてのころだと、ほとんど見られない可能性があります。
売れ行きがいい・e-Sports化しているなど、視聴者が多そうなものを選ぶようにしてみてください。
2. 始めたいプラットフォームを決める
実況したいゲームが決まったら、次はプラットフォームを決定します。どこに動画を投稿するかによって、今後必要な機材が変わってくるからです。
・YouTube
・Twitch(ツイッチ)
・mildom(ミルダム)
などが有名で、視聴者も多いプラットフォームです。いろいろ比較してみて、自分に合いそうな場所を選ぶようにしましょう。
3. 機材を準備する
プラットフォームが決まったら、次は機材を準備します。配信するゲームによって機材は変わるので、必要なものだけを集めてください。
・パソコン
・スマートフォン
・ゲーム機
・キャプチャーボード
・HDMIケーブル
・マイク・イヤホン
・動画編集ソフト
以上が、代表的な必要機材です。
4. 実際にゲーム画面を録画・配信する
機材が準備できたら、実際にゲーム画面を録画または配信します。実況動画の腕の見せどころなので、視聴者の目を引くような内容を考えましょう。
慣れていない初心者は、台本を用意しておくのがおすすめです。また後の編集のことを考えて、頭の中で構成も作っておきましょう。
配信の場合はその場を盛り上げることが大切なので、たくさん視聴者と交流して盛り上げることを意識してみてください。
5. 必要に応じて編集作業をおこなう
ゲーム実況の録画が終わったら、必要に応じて編集作業をおこないます。視聴者が飽きないような作りを考えて、カットやエフェクトを挿入していってください。
中には無編集で出す人もいますが、そのような人はすでにファンがついている可能性が高いです。初心者の場合は無編集だと見られない可能性が高まるので、ある程度しっかり編集しておくことをおすすめします。
6. 実況動画をアップロードする
動画の編集が終わったら、いよいよ動画をアップロードします。
決めたプラットフォームを使って、編集済みの動画を公開してください。
始めたてのころは再生数も伸びずに苦労するかもしれませんが、毎日継続してアップロードすることで、ファンは必ず増えていきます。
コツコツ継続して、オリジナルの動画を作っていきましょう。
本格的にゲーム実況で生計を立てたいなら、プロから教わることも大切
「ゲーム実況で生計を立てて暮らしていきたい」と考えているのであれば、プロから教わることも大切です。
「とりあえず撮影すればOKなのでは?」と思うかもしれませんが、面白く見せるための構成だったり、ゲームの実力だったり、いろいろな目を引く要素が存在します。
さらにゲーム実況は人気のコンテンツなのでライバルも多く、適当に撮影しただけの動画だと伸びる可能性は低いでしょう。
自分の実況者としての実力を高めるためにも、人から教わることは重要です。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、e-Sportsプロゲーマーやキャスターを目指すための学科を用意しています。
業界の最前線で活躍するプロから、ゲームの実力を高めるためのコツや、ゲーム実況の方法などを学べる点が特徴です。お金はかかりますが、好きなゲームで生きていくためのノウハウがしっかりと手に入ります。
ゲーム業界への就職支援もおこなっているので、ゲームを仕事にしたいと考えている方は、ぜひ入学を検討してみてください。
ゲーム実況におすすめのプラットフォーム3選
こちらでは、ゲーム実況におすすめのプラットフォームを3つ紹介します。
1. YouTube
2. Twitch(ツイッチ)
3. mildom(ミルダム)
それぞれくわしく確認していきましょう。
1. YouTube
YouTubeは、世界で月間20億人が利用している動画投稿サイトです。誰でも手軽に自分が作った動画をアップロードできるので、難しい知識もなくゲーム実況を始められます。
チャンネル登録者数が1,000人・総再生時間が4,000時間を超えると収益化も可能なので、YouTubeだけで生計を立てている人も多いです。
視聴者がたくさんいて反応を得やすいため、初心者はまずYouTubeを拠点に始めることをおすすめします。
2. Twitch(ツイッチ)
Twitchは、Amazonが提供している配信用プラットフォームです。
ゲーム配信に力を入れていおり、プロゲーマーも多く利用しているなど、ユーザーから人気を集めています。
視聴者を集めるとサブスク(月額課金)や広告、投げ銭で収入を得られるため、収益化も十分可能です。。
また世界中に視聴者がいるため、海外向けのゲームでも視聴者を集めやすいというメリットも存在します。
Twitchは大型のプラットフォームなので、YouTubeなどと並行して始めてみるとよいでしょう。
3. Mildom(ミルダム)
Mildomは株式会社DouYu Japanが運営している配信用プラットフォームです。
もともと中国で最大級のプラットフォームを持っている闘魚(Douyu)と三井物産によって作られました。
ゲーム配信プラットフォームには珍しく、承認された配信者には1時間ごとに500円の報酬を用意している点が特徴です。(※現在は応募停止中)
他にも投げ銭制度があるので、初心者でもベテランでもお金を稼ぎやすいといえます。
設立が2019年8月とまだ浅いプラットフォームですが、大企業により運営されているため、安心感のあるサイトです。
eスポーツ業界に興味のある方へ
まとめ:ゲーム実況のやり方を覚えて、人気配信者を目指そう
この記事では、ゲーム実況のやり方や必要な機材、おすすめのプラットフォームなどを紹介しました。
機材さえ揃えておけば、基本的にはどんなゲームでも実況動画を作成できます。ただしライバルが多い市場なので、人気を出すためにはトークや編集に工夫が必要でしょう。
もし「将来的にはゲーム実況でお金を稼ぎたい」と考えているなら、一度プロからノウハウを学ぶことをおすすめします。
やみくもに独学で実況動画を作るよりも、効率の良い手法が学べるからです。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、現役のプロゲーマーや専門講師からゲーム実況についての指導を受けられます。
魅力ある実況動画を作る方法を知りたいという方は、ぜひ学校の利用を検討してみてください。
毎日コツコツ継続して、再生数100万回超えの人気チャンネルを目指しましょう。