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VTuberになるには?5つのステップやおすすめのツールについて解説

動画編集する人の背中

YouTube上での累計人数が1万6,000人を超えるなど、動画配信サイトで人気を集めているVTuber。

「VTuberとして動画を配信したいけど、いまいちなりかたがわからない……」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2Dや3Dのアニメキャラクターを動かす技術と聞くと、少し難しそうですよね。

実は、VTuberは簡単なものであればスマートフォン1台で始められます。

そこでこの記事では、VTuberになるための手順や、使いやすいツール・必要な機材などについて紹介します。

「人気のVTuberになって注目を集めたい」と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

記事の概要

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VTuberになるには!手順を5ステップで解説

こちらでは、VTuberになるための手順を5ステップで解説します。

  1. VTuberの種類を決める
  2. Webカメラを用意する
  3. VTuber制作ツールを用意する
  4. モデルを用意する
  5. モーションキャプチャーを利用する

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. VTuberの種類を決める

まずは、自分がなりたいVTuberの種類を決めます。

VTuberには大きく分けて、2Dと3Dの2種類が存在します。

2D:画質がきれいで安定した動作が可能だが、基本的には上半身のみを動かせる

3D:2Dに比べると動かせる範囲が広い。制作には専門的な技術や時間が必要

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分がなりたいVTuber像を考えながら決めてみてください。

2. Webカメラを用意する

なりたいVTuberのイメージが固まったら、次はWebカメラを用意します。Webカメラは、モデルの表情や動きをリアルタイムでトラッキングするために必須のアイテムです。より滑らかな動きにするために、最低限のスペックを抑えておきましょう。

Live2Dモデルでゲーム実況や雑談などを行う場合は、解像度は720ピクセル以上がおすすめです。開封動画や料理配信などで手元を映す場合には、1080ピクセルのフルHDや4K対応のWebカメラを選びましょう。

また、モデルを動かすだけならフレームレートは30fps以上。画角については、1人での配信と複数人の配信で異なりますが、1人なら60度以上、複数人で使用する場合は70度以上の広角カメラがおすすめです。

顔バレを防ぐために、カバーが付いた盗撮防止機能のあるWebカメラも販売しているため、予算に合わせて選ぶと良いでしょう。

ただ、現在は最新のiPhoneのカメラ性能が高くなっているので、iPhoneで撮影することが主流になりつつあります。準備がしやすい機材を選ぶとより良いでしょう。

3. VTuber制作ツールを用意する

利用する端末が決まったあとは、制作ツールを用意します。

制作ツールといっても、内容や難易度は様々です。

  • すでに用意されたキャラクターから選ぶもの
  • 顔や胴体のパーツを選択していくもの
  • 自分で用意したイラストを使うもの

などがあるので、使いやすいものを選びましょう。

無料で使えるものもたくさん存在するので、まずはVTuberを体験してみたいという方はそちらを使ってみてください。

4. モデルを用意する

制作ツールを決定したら、次はモデルを用意していきます。

ツールであらかじめ用意されているものや、自分で制作したイラストなど、発信したい内容に合わせて決めていきましょう。

VTuberを始める際は、既存モデルとオリジナルモデルの2つから好きな方を選べます。VTuberとして活動する場合は、独自のキャラクターを制作することをおすすめします。

もちろん、あらかじめ用意されているキャラクターなら簡単にVTuberになれますが、視聴者にはウケがよくありません。なぜなら、キャラクターにVTuberのオリジナリティや人間味を感じづらいからです。。

人気VTuberを目指していくのであれば、自分だけのキャラクターを用意することを検討してみてください。

5. モーションキャプチャーを利用する

モデルが用意できたら、次はモーションキャプチャーを利用します。モーションキャプチャーは簡単に言うと、カメラを使って人間の動きを取り込む機能です。

モーションキャプチャーによって、配信者の動きに合わせてキャラクターが動作します。モーションキャプチャーがなくてもLive2Dの配信は可能ですが、3DVTuberとして配信を始めるならモーションキャプチャは必須のアイテムです。

モーションキャプチャーはVTuberならではの特徴なので、魅力ある動きで視聴者を惹きつけられるような意識を持ちましょう。

オリジナルのキャラクターでVTuberを始めるなら技術を学ぶことが大切

VTuberは、あらかじめ用意されているモデルを使えば簡単に始められます。ただし人気配信者を目指して活動していくのであれば、オリジナルのキャラクターを用意することがかなり重要です。

キャラクター制作はプロに依頼することがほとんどですが、自分だけのオリジナルのキャラクターでVTuberを始めるのであれば、まずは技術を身につけることを意識しましょう。

  • VTuber向けのイラストを用意する
  • 表情の動きを作る
  • 人間の動作と連動させる

など、覚えるべき内容は多いです。

とくに、モデルの動かし方にはコツがあります。たとえば、手・足・体の動きをモデルで表現する場合は、VR専用のモーションキャプチャーデバイスを使う必要があります。

VTuber初心者は機材の使い方や演技などがわからず配信すると、視聴者から途中で飽きられてしまうこともあります。

まずはVTuberの基礎となる部分をしっかりと勉強して、本格的なキャラクターで配信できるように取り組んでみてください。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、本格的な3Dイラスト制作や、アニメーションのテクニックなどを、業界で活躍している講師が指導しています。

プロとしても十分通用する知識が身につけられるので、VTuberとして活躍したい人にもぴったりです。

本格的な技術を学びたいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

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使いやすいVTuber制作ツールおすすめ5選

こちらでは、使いやすいおすすめのVTuber制作ツールを5つ紹介します。

  1. REALITY
  2. カスタムキャスト
  3. VRoid Studio
  4. Vカツ
  5. セシル変身アプリ

それぞれくわしく確認していきましょう。

1. REALITY

REALITYは、スマートフォンで利用できるバーチャルライブの配信アプリです。

スマートフォン以外に特別な機材を必要とせず、誰でも気軽に配信ができます。

あらかじめ用意されているパーツを組み合わせて、自分オリジナルのキャラクターを作れる点も魅力です。

「とりあえずキャラクターを作って配信を始めてみたい」と考えている方にうってつけのアプリといえます。

REALITYのダウンロードはこちら

2. カスタムキャスト

カスタムキャストは、ニコニコ動画を運営しているドワンゴとS-courtが共同開発した3Dアバター制作アプリです。

服装や髪型だけでなく、肌の色や日焼け跡の有無など、かなり細かい部分まで設定できます。

設定したアバターを使ってすぐにニコニコ動画でライブ配信ができるので、即日デビューも十分可能です。

基本無料で利用できるので、サクッとライブ配信を始めたい方はぜひチェックしてみてください。

カスタムキャストのダウンロードはこちら

3. VRoid Studio

VRoid Studioは、イラストコミュニケーションサービスを提供しているpixiv株式会社のサービスです。

絵を描くような感覚で3Dキャラクターを制作できるので、3Dの知識が無くても問題ありません。

商用利用にも対応しているので、YouTubeで広告収益を出したり、ライブ配信で投げ銭をもらったりすることも可能です。

VRoid Studioのダウンロードはこちら

4. Vカツ

Vカツは、世界初のVTuber支援サービスとして登場したサービスです。

体型・髪型・アクセサリーなど、300を超える設定項目を自由に変更できます。

PC版とスマートフォン版の両方が用意されており、スマートフォン版だとフェイストラッキング利用してユーザーの表情を反映可能です。

Vカツのダウンロードはこちら

5. セシル変身アプリ

セシル変身アプリは、実際にVTuberであるスズキセシルさんが制作した3Dアバター作成ツールです。

用意されたパーツを組み合わせて作るだけなので手軽で、商用利用も無料でできます。

YouTube・ライブ配信・VRなどさまざまなプラットフォームで利用できるデータを出力できる点も魅力のひとつです。

セシル変身アプリのダウンロードはこちら

VTuberになるために必要な機材5選

こちらでは、パソコンを使ってVTuberを目指す人が必要な機材を5つ紹介します。

  1. スペックの高いパソコン
  2. Webカメラ
  3. マイク
  4. VRヘッドセット
  5. オーディオインターフェイス

それぞれくわしく確認していきましょう。

1. スペックの高いパソコン

本格的なキャラクター制作をおこなうなら、スペックの高いパソコンが必要です。

VTuberは3Dのデータを多用するため、パソコンにかかる負荷はかなり大きくなってしまいます。よってそれに耐えられるくらいのスペックのパソコンが重要です。

  • CPU
  • GPU
  • メモリ

とくにこの3つのスペックは大切なので、なるべく高性能なものを選択してみてください。

パソコンは高い買い物ではありますが、本格的に活動をしていくのであればスペックを意識しましょう。

2. Webカメラ

Webカメラも、VTuberとして活動するために必要です。

フェイストラッキング機能により、映ったユーザーの表情をキャラクターに反映できます。

Webカメラ自体は安ければ数千円で購入できるので、ひとつは用意しておきましょう。

また画質や解像度が高いと読み取りがスムーズになるので、予算に合わせて性能を上げてみてください。

3. マイク

マイクは、自分の声をクリアに届けるために重要なアイテムです。

パソコン内蔵のマイクでも配信は可能ですが、音質が悪いと視聴者の満足度が下がってしまいます。

数千円程度のお手頃なものでもいいので、別で用意するようにしておきましょう。

必要に応じてマイクスタンドやポップガード(ノイズを軽減するアイテム)も購入してみてください。

4. VRヘッドセット

複雑な動きをおこなうには、VRヘッドセットが必要です。

VRヘッドセットを使えば体全体のモーションキャプチャーが可能になるので、より本格的な配信ができるようになります。

料金は5万円以上と高額なものが多いですが、多彩な動きで多くのファンを獲得したいと考えている方は検討してみてください。

5. オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスとは、マイクや楽器などの音声をパソコンに取り込むための機器です。高品質な音声の録音・再生が可能で、音楽制作やポッドキャストの録音、ライブストリーミングなど幅広く使用されています。

音質を高めるためには重要な機器で、ループバック機能が付いたインターフェイスを使うことで、バックグラウンドでBGMを流したり、PC上で音楽を流して歌ったりすることも可能です。

オーディオインターフェイスは多くのVTuberが使用していますが、価格帯が幅広く、中には数十万円する高価な物も。必要なスペックや使用目的に合った製品を選びましょう。

VTuberのメリット・デメリット

この章では、VTuberのメリットとデメリットを紹介します。それぞれ順番にみていきましょう。

VTuberのメリット

VTuberのメリットは、顔出しせずに動画を配信できることです。身バレのリスクがないので、匿名性を保ったまま活動できます。

中には、匿名だからこそ、VTuberとして自分をさらけだせる人もいます。

日常生活では目立たなくても、ネットの世界では有名VTuberとして活動している人は多いです。普段とは違う自分でコミュニケーションを取れるのは、VTuberならではのメリットになります。

VTuberのデメリット

VTuberのデメリットはキャラクター制作の手間がかかることや、機材を用意するコストが増えることです。

最初はスマートフォンのみでVTuberを始めた場合でも、コンテンツの質を上げるために高性能なパソコンが必要になる可能性は高いです。

もちろん、スマートフォンのみでの活動はコストを抑えられます。ただし、視聴者の数を増やしたい場合は、動画や配信の質の高さが求められます。

そのため、VTuberになるには制作費用のコストがかかる点に注意が必要です。

個人VTuberと企業VTuberの違い

ひと言で「VTuber」といっても、個人で活動する「個人VTuber」もいれば、企業・プロダクションによる運営のもとで活動する「企業VTuber」もいます。それぞれの特徴や違いを解説していきます。

個人VTuber

個人VTuberは、いつでも自由に活動できます。フリーランスや個人事業主に近い働き方です。そのため、キャラクターの設定や機材の用意など、すべて用意しなければなりません。しかし、好きなキャラクターを自由に作れるだけでなく、思うままに動画制作や配信を楽しむことができます。

なにより、VTuberとして人気が出た場合、報酬を企業と分配する必要がありません。基本的に企画、撮影、編集などを自分自身で行うため、自己責任になりますが、リターンが大きいという特徴があります。

企業VTuber

企業VTuberは、企業のサポートを受けながら活動できます。契約に基づいて活動するので、業務委託や芸能タレントと近い働き方です。
企画や編集などは本人、もしくはマネージャーなどが行うケースが多いですが、資金面でさまざまなサポートを受けることができます。

企業のサポートにより、動画や配信の質を高められるでしょう。そのため、有名VTuberになるための活動に集中して取り組めます。ただし、企業VTuberは自由な活動は難しくなります。なぜなら、企業の利益のための活動が中心になるからです。

また、当然ながら、VTuberの活動で得た利益は企業と分配することになります。個人の活動よりもサポート体制がある中で活動したい人は、企業VTuberとして長く活動できるでしょう。ただし、企業VTuberになるには、オーディションを突破したり、スカウトされたりする必要があります。

個人VTuberは伸びない?人気が出づらくなる3つの原因

個人VTuberは企業VTuberに比べて、人気が出づらくなると言われています。原因は以下の3つです。

  • 不定期の配信になっている
  • 生配信のみで活動している
  • 内輪ネタを中心に配信している

順番にみていきましょう。

不定期の配信になっている

個人VTuberは自由に配信できますが、不定期な配信は視聴者が集まりづらいです。

もちろん、不定期の配信で人気のVTuberはいらっしゃいます。しかし、すでに認知度や人気の高い人だからこそ視聴者が集まるだけなのです。

個人VTuberは固定のファンをつけるために、配信スケジュールを決めてしまうのがおすすめです。

定期的に配信していけば、徐々に視聴者も増えていきやすいです。

生配信のみで活動している

生配信のみのVTuberは、ファンがつきにくいです。

生配信は視聴者とコミュニケーションを取れますが、未視聴の人には認知されにくくなります。

個人VTuberの生配信は、ある程度視聴者が増えた段階で行うとよいです。

まずはいつでも観られる動画コンテンツを増やすことで、個人VTuberとして興味を持ってもらいましょう。そして、よりファンを増やすために生配信を行うことが重要になります。

内輪ネタを中心に配信している

伸びない個人VTuberの特徴としては、内輪ネタを中心に配信していることが多いです。

内輪ネタは視聴者にうんざりされやすいです。視聴者が知らない内輪ネタは、視聴者にとって関係のないコンテンツとして認識されてしまいます。

そもそも、視聴者はVTuberとのコミュニケーションや、共感できるコンテンツを楽しみにしています。

内輪ネタを続けると視聴者に飽きられてしまうので、なるべく避けた方がよいです。

個人VTuberが人気になるには?

個人VTuberが人気になるには、以下の3つが重要です。

  • キャラクターや機材にお金をかける
  • 新しい企画に挑戦し続ける
  • SNSを使ってリスナーと交流する

それぞれ解説していきます。

キャラクターや機材にお金をかける

個人VTuberはキャラクターや機材などの、初期投資にお金をかけることが重要です。

たとえば、雑にキャラクター設定したり、安い機材で撮影したりと、コストを抑えるために動画や配信のクオリティを下げるのは避けた方がよいです。

ただでさえ、個人VTuberは企業VTuberと比較されてしまいます。動画のクオリティを高めるための出費は、予算と相談して、なるべく抑えないようにしましょう。

新しい企画に挑戦し続ける

個人VTuberは新しい企画に挑戦することで、視聴者を飽きさせないコンテンツを制作する必要があります。

新しい企画は他のVTuberより目立ちやすく、新規の視聴者の興味を引きやすいです。

個人VTuberは制作コストに限度があるので、斬新な企画や企業VTuberが挑戦できないことを積極的に行いましょう。

とくに、固定のファンがつくまでは企画が重要です。最初は視聴者に注目されるために、新しい企画に挑戦して目立つことを意識しましょう。

SNSを使って視聴者と交流する

個人VTuberはSNSで視聴者と交流することで、親近感を持ってもらい人気を集めやすくなります。

また、SNSアカウントで活動内容を配信することは、認知拡大のために有効な手段です。コミュニケーションが生まれることで、視聴者が増えやすくなります。個人VTuberは視聴者一人ひとりとコミュニケーションを行うことで、固定のファンを獲得しやすくなります。

対して、企業VTuberは大勢に向けて配信するため、視聴者一人ひとりとコミュニケーションを取りにくいです。

SNSでファンと交流する機会を増やすと、好感度が上がって視聴者数も伸びやすくなるので、おのずと人気を集められるでしょう。

VTuberのオーディションの内容

ここからは、企業VTuberのオーディションについて紹介していきます。

オーディションは、以下の順番で行われます。

  • 書類審査
  • 動画審査
  • 面接

順番にみていきましょう。

書類審査

まずは書類審査です。以下のような項目が審査の対象になります。

  • 経歴
  • スキル
  • 志望動機
  • 声優経験の有無
  • VTuber経験の有無
  • 所属事務所の有無
  • 今後の目標
  • 活動の頻度

書類審査を突破しないことには、企業VTuberにはなれません。書類は書き方で大きく印象が変わるので、客観的な意見をもらって好印象を与える書き方にしましょう。

ちなみに、書類の郵送やオンラインで登録情報を入力するなど、オーディションによって書類審査の方法は異なります。

動画・音声審査

動画・音声審査は、動画や音声による自己PRです。制限時間内に、指定された演技や歌などをアピールする必要があります。

これらの審査は書類審査と同時に行われることが多いです。オーディションによって求められる内容は異なりますが、動画・音声・書類すべてを提出する場合もあります。

面接

書類や動画・音声審査を通過すると、次は面接です。面接は会場で行う場合と、オンライン面接に分かれます。

書類審査と違うことを聞かれたり、アドリブで演技をしたりと、様々な内容で審査されます。

ちなみに審査する回数は1回ではなく、複数回の場合も多いです。参加者が多いオーディションは、2次審査や3次審査が行われる可能性もあります。

ここで審査員に好印象を残せれば、企業VTuberとしてのデビューが叶えられます。

VTuberのオーディションに合格するコツ

VTuberのオーディションに合格するコツは、以下の3つです。

  • 個性をアピールする
  • 台本を簡潔にまとめる
  • トーク・雑談力を磨く

それぞれ詳しく解説していきます。

個性をアピールする

VTuberは、個性的な人材が求められています。実際に、視聴者が集まっているVTuberは、芸能人のような個性を持った人が多いです。

オーディションに合格するには、審査員にアピールできる個性を発揮することが重要になります。

VTuberに求められているのは、エンターテインメント性なので、より強く印象に残ることを意識して個性をアピールしましょう。

台本を簡潔にまとめる

VTuberのオーディションは、台本の用意が必要になります。審査やオーディションでは時間制限が設けられているため、短く簡潔に話さなければなりません。

そもそも、審査員は数多くの応募者を審査しています。

そのため、審査やオーディションでは、わかりやすいアピールで印象に残せる候補者が選出されやすいです。

応募用の音声や動画や、オーディション用の台本は簡潔にまとめることを意識しましょう。

トーク・雑談力を磨く

VTuberにはトーク・雑談などの話術が求められます。VTuberは配信やSNSなどの活動が多い職種なので、コミュニケーションの機会が増えるからです。

とくに、配信はリアルタイムで視聴者とコミュニケーションを行うため、トーク力や雑談力が必須となります。

VTuberのトーク力や雑談力は面接で審査されるので、人気の配信者の動画を分析して、スキルを磨いておきましょう。

【プロダクション別】VTuberのオーディションに応募する条件

この章では、以下の2つのプロダクションの、オーディションに応募する条件を紹介します。

  • にじさんじ
  • ホロライブプロダクション(ホロスターズ、ホロライブ)

ぜひ参考にしてください。

にじさんじ

にじさんじの募集要項と応募条件は、以下の通りです。現在はVTuberの一般募集を行っておらず、一部を除いてにじさんじのタレント養成プロジェクト「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」経由でデビューを目指すという流れになっています。

■募集要項 バーチャル・タレント・アカデミー

応募期間 2024年2月22日(金)〜3月18日12:00まで
応募条件 [配信未経験者]
・継続的に活動ができる、かつ優先的にスケジュールを調整できる方
・都内での面接にご参加いただける方
・週に20時間以上(週5日程度の都内での夜間レッスンが含まれます)の活動スケジュールを確保できる方
・学生可、未経験問わず、学ぶ姿勢のある方。
・未成年の方がご応募される場合は、親権者の同意が必要となります。
選考内容 一次選考:書類審査
二次選考:通話面談
適性検査:適性検査
最終選考:都内での面接

ホロライブプロダクション

ホロライブプロダクションの募集要項と応募条件は、以下の通りです。男性はホロスターズ(holostars)、女性はホロライブ(hololive)のオーディションに参加することになります。

■募集要項 ホロスターズ

応募期間 随時
応募条件 ・1年間以上継続的に配信ができる方
・週3回以上配信が可能な方(学生やお仕事をしながら、帰宅後、休日の配信でも可能)
・ゲーム、歌、イラストなどの配信実績がある方
・18歳以上の方
選考内容 一次選考:書類選考
二次選考:面談

■募集要項 ホロライブ

応募期間 随時
応募条件 ・18歳以上の日本居住者
・国籍と性別問わず
・夢や目標がある方

[歓迎条件]
・配信活動者としての大きな実績、経験者
・日本語がネイティブレベルで英語やその他言語がビジネスレベルで活用できるマルチリンガルな方
・歌手、声優・俳優、ダンサー・パフォーマー、バンド・ミュージシャン、お笑い芸人・コメディアンなど。エンターテイナーとしての活動経験、ライブ経験のある方
・タレント活動に活かせる個性的な特技のある方

[その他条件]
・継続的に活動できる方
・現在、芸能事務所やレーベルその他類する団体に所属していない方。あるいは現在、他事務所・レーベル等に所属していても合格後にご自身の責任で現所属団体との所属契約等を終了または解除することが保証できる方
・選考過程において、当社の定める各種協定に同意いただける方

選考内容 一次選考:書類審査
二次選考〜最終選考:複数回の適正審査および面談

VTuberに求められる適性は?

VTuberはエンターテイナーの資質が求められます。

たとえば、独自の個性やトークのスキルなど、人を楽しませるコミュニケーション能力が欠かせません。

もちろん、歌やゲームのスキルも重要です。しかし、VTuberにはスキル以上に人を楽しませるエンターテインメント性あふれる人間性が必要になります。

また、視聴者が少なくてもコツコツと配信を継続できる粘り強さもVTuberの適正の一つと言えます。

VTuberになる時の注意点

VTuberになる時の注意点は、以下の2つです。

  • VTuberは芸能タレントと同じ
  • 企業とのコミュニケーションが必須になる

それぞれ詳しく解説していきます。

VTuberは芸能タレントと同じ

VTuberはYouTuberやTVタレントと同じです。VTuberを職業で分けると、タレント業になります。

匿名性の高い活動とはいえ、VTuberの活動はスキャンダルや炎上のリスクなどを負っています。他には、個人情報の漏洩も考慮に入れて、慎重に活動しなければなりません。

過去に起きたYouTuberや芸能タレントの不祥事を参考に、動画の内容や発言に気をつけて、リスクを回避しながら活動することを意識しましょう。

企業とのコミュニケーションが必須になる

VTuberは視聴者が増えると企業案件の依頼が増えたり、企業VTuberになったりすることもあるでしょう。

有名になるにつれて企業との関わりが増えやすくなるので、VTuberにはビジネスのコミュニケーション能力が必須です。

もちろん、VTuberは企業と関わらなくても生活できる人もいます。

ただし、ビジネス上の関係が増えることがあるので、社会人としてのコミュニケーション力は身につけておくことをおすすめします。

VTuberの給料や年収

VTuberの給料は、人によって差が大きいです。まったくお金が入っていない人もいれば、年収で1,000万円以上稼ぐ人もいます。

VTuberは人気商売なので、活動内容や視聴者数によって給料が変動します。

VTuberのやりがい

VTuberのやりがいは、好きなこと、得意なことが仕事になるところです。

企業VTuberと個人VTuberは活動内容に差はありますが、それでも他の職業と比べると時間や場所などの自由がある職業と言えます。

たとえば、ゲーム配信や歌を動画や配信するだけで、視聴者からお金が入ってくることがあります。

視聴者からの反応がいいと、さらにやりがいを感じるでしょう。楽しく配信をしてお金を稼げた時は嬉しいものです。

VTuberの将来性

VTuberの将来性は未知数です。オンライン上でタレント活動を行うため、どこまでも稼げる可能性があります。

また、人気タレントとして仕事が増えることも予想されるので、活躍できる幅を広げられるでしょう。

VTuberの実力次第とも言えます。VTuberとして誰でも成功できるわけではないので、タレント業の基礎スキルを学ぶことは必要になるでしょう。

しかし、同時に夢のある職業であることは間違いありません。この先、VTuberのトレンドが加速すると、1年以内に有名VTuberになる可能性も十分に考えられます。

まとめ:本格的なVTuberになるには専門学校でスキルを身につけよう

動画の編集画面

この記事では、VTuberになるための手順や、使いやすいツールなどについて紹介しました。

スマートフォン1台あれば誰でも参入できるツールが揃っているので、配信を始めてみたい方はぜひ利用してみてください。

ただし、オリジナリティがあって人気を集められる配信者になるには、ある程度の知識が必要不可欠です。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、3Dキャラクター制作の基礎や魅力ある設定の作り方などをプロから学べます。

たくさんの視聴者から注目を浴びるVTuberを目指している方は、ぜひご入学を検討してみてください。まずは資料請求体験入学から始めてみてはいかがでしょうか。

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