ラジオパーソナリティーは、ラジオ番組で司会・進行を行う仕事です。
パーソナリティーはラジオ局のアナウンサーがつとめる場合や、番組によっては有名タレントを起用したりするところもあります。
他には番組によって社外の人材と契約することもあり、プロダクションに所属している人やフリーランスの人もいます。
そこで今回はラジオパーソナリティーになるにはどうしたらいいのか、またその仕事内容をご紹介します。
さらにパーソナリティーは番組によって呼ばれ方が変わるのでこちらも合わせてご紹介します。
記事の概要
声優業界に興味のある方へ
ラジオパーソナリティーとラジオDJの違いは?
ラジオパーソナリティーと呼ばれる人は、ラジオで地域の情報や天気・交通など様々な情報を伝えたり、さらにゲストを迎え質問をしたり話をしながら番組進行をする人です。
一方、ラジオDJ(ディスクジョッキー)と呼ばれる人は、基本的にはパーソナリティーと同じで喋りながら番組を進行させていくのですが、音楽番組を担当する人を指すのが一般的です。
最新の音楽や好みの音楽を電波に流しリスナーを楽しませます。局によっては「ナビゲーター」とも呼ばれます。
しかし近年では「ラジオパーソナリティー」と「ラジオDJ」は同じ意味で使われることが多いです。
パーソナリティーの仕事の流れ
それぞれの局の番組内容やゲストの有無によって違いはありますが、生放送の場合は基本以下のような流れになります。
1. スタジオ入り
本番の1〜2時間前にはスタジオに入ります。
2. 打ち合わせ
ディレクター、放送作家と放送の打ち合わせをします。
3. タイムテーブル確認
各コーナーの時間配分を確認します。
4. 音声確認
ブースに入り音声の確認をします。
5. 本番
6. 反省会と次回打ち合わせ
放送終了後、本日の反省と次回の打ち合わせをします。
声優業界に興味のある方へ
ラジオパーソナリティーになるには?
ラジオパーソナリティーになるにはいくつかの方法がありますが、今回は一般的な以下の4つの方法をご紹介します。
養成学校や専門学校に入る
正しい発声方法など最低限の知識を身につけられるため、アナウンサー系や声優系専門学校出身者は多いです。
また、講師の紹介でオーディションを受けられる機会もあります。
ラジオ局に就職する
ラジオ局はラジオ番組を制作しているので、パーソナリティーとしての才能を認められれば番組の顔として活躍できます。
タレント事務所に所属する
事務所がラジオ局との間を取り持ち、仕事を紹介してくれる可能性があります。
ラジオパーソナリティーを志していることを伝えておきましょう。
オーディションに合格する
ラジオ局のオーディションに合格してパーソナリティーになった人は多くいます。
ただし、相当喋りが上手だったり、音楽に詳しいなど、誰にも負けないような話術と知識がなければなりません。
基本的にはフリーランスになるので人脈も必要となります。
テレビよりも距離が近いと言われているラジオ番組です。ラジオはテレビと違って顔が見えないため、パーソナリティーになるにはリスナーを惹きつけるトーク力や豊かな知識、経験が必要になってきます。
けれど、ラジオパーソナリティーになって社会に発信するのはとてもやりがいのある仕事です。
声の勉強ができる専門学校に進学をして、思い切って挑戦してみませんか?