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【男女】両声類のなり方は?おすすめの練習方法や声の出し方の注意点を解説

【男女】両声類のなり方は?おすすめの練習方法や声の出し方の注意点を解説

両声類とは、異性の声でキャラクターを演じたり歌を歌ったりと、幅広い声域を操る人のことです。両方の性別の声を操ることから、「両声類」と呼ばれています。実際に両声類になりたい人も多いですが、「自分には無理」と諦める人も多いです。

しかし、両声類の声は練習すると習得できる技術なので、発声練習などを工夫すると身につけられます。

この記事では、男性でも女性でも、両声類になれるコツを紹介します。異性の声を手に入れて、自在に操ってみたい人は、ぜひ参考にしてください。

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両声類になるために素質は必要?

両声類になるために素質はほとんど必要ありません。

発声のトレーニングなどの基本を学ぶことで、ほとんどの人が両声類になれます。もちろん、本来の声域によって限度はありますが、ボイストレーニングによって、声域は広がることが期待できます。

個人でもある程度学べるので、次の方法を試してみましょう。よりこだわる人は、後で紹介する専門的なボイストレーニングが受けられる環境に身をおきましょう。

【男性向け】両声類のなり方:練習方法3選

男性が両声類になるには、以下3つの方法がおすすめです。

1. メラニー法
2. ささやき法
3. 濁り抽出法

どの方法も、自分の声をベースに高音を出す練習方法です。裏声に頼る方法ではないので、繰り返し練習を行う必要があります。

女性らしい声を出すためには、声帯を狭くして、幼い印象を音になることを意識しましょう。ぶりっ子に感じるくらい大げさに演じてみると、声の出し方のコツをつかみやすくなります。

1. メラニー法

メラニー法とは、地声のまま高い声を出す技法です。メラニー方法の声の出し方は、のどを細めるようにして、のど仏を使わずに声を出します。

メラニー法で練習する際のコツは「地声のまま高音を出す」ことです。のどを完全に閉めて音を出すのではなく、のどを少し狭くして発声することを意識しましょう。

最初は口を閉めた状態で「あっ、あっ、あっ」と発音し、喘ぐような声を出す練習です。次に「あーー、あーー、あーー」と長めの発音を行い、のどを狭めて声を出すことに慣れましょう。

メラニー法を行う際は、裏声にならないように注意が必要です。たとえば裏声で話すのではなく、地声のまま高音を出せるようになることが重要です。

2. ささやき法

ささやき法は、ヒソヒソとナイショ話をする話し方で声を出す練習方法です。吐息まじりに声を出すので、いつもより息を多めに吐きながら、しゃべることを意識しましょう。

そして、徐々に声量を増やしていき、人と話しができるまで訓練を行います。

ささやき法の上達のポイントは、声と息を同時に吐いて話すイメージを持つことです。さらに、のどの奥にある「声門(声帯の間にある息の通り道)」を開けて話せると、アニメの女性の声のようなロリボイスが出せるようになります。

また、幼児のような舌足らずな話し方や鼻にかけた話し方を意識すると、声に女性らしさが増します。

3. 濁り抽出法

濁り抽出法とは、のどの奥から「ヴゥゥー…」と声を出す方法です。疲れている時の声や、映画に出てくるゾンビのような声のイメージです。

次は、この「ヴゥゥー…」の声から濁点(だくてん)を取り除いて、声帯を細くした状態で、のどの奥から女性の声を出してみましょう。声の出し方の感覚がつかめたら、音量が小さい時でも声が出るように練習します。

徐々に音程を上げていき、声帯を狭くした状態で会話をする回数を増やすと、声の出し方のコツがつかみやすくなります。

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女声の出し方のコツ

女声にも高音と低音があるので、以下の2つの音を出すコツを紹介します。

・女声の高音
・女声の低音

どちらの音を出す際でも、肩や胸は脱力する点は通常のボイストレーニングと同じです。リラックスしながら練習すると声が出やすくなるので、繰り返し練習することで上達します。

女声の高音を出すコツ

女性の高音をいきなり出すことは難しいので、小さい声から音を出すことを意識しましょう。最初はのどを狭くして声を出すことに慣れませんが、声を出す回数が増えるごとに上達します。

高音を出すときはのど仏が上がるので、鏡でのど仏を確認したり、のど仏を触ったりしながら練習することをおすすめします。

女声の低音を出すコツ

のどを狭くして高音を出した状態から、徐々に音程を低くすることを意識しましょう。ただ音を低くしすぎると男性の声に戻ってしまうので、自分の声が女声から男声に切り替わるポイントの調整が重要です。

高音域を響かせるコツ

のどを狭くして高音を出そうとすると力が入ってしまうので、脱力して腹式呼吸で声を出す必要があります。ちなみに、高音を出すためには、お腹周りに適度に圧がかかっている状態が理想です。片足で立つときに、体のバランスを保つ程度の力を入れましょう。

また、気道の確保は大切です。たとえば、アゴが下がっていると声や息の通り道が阻害されやすくなるので、高音が出にくくなります。そのため、のどの奥が閉まっている感覚を取り除くと、キレイな高音が出やすくなります。

ただし、一気に声や息を出そうとしてはいけません。過度な練習を行うと、のどを痛めてしまうので、「負荷がかかっている」と感じた場合は迷わずに休むことをおすすめします。

【女性向け】両声類のなり方:低い声を出し続ける

女性が男性の声を出すためには、低い声を安定して発声することが重要です。声が低ければ、声が胸で響くので、発声時は鎖骨に手をあてて振動を確認しましょう。

男性の声を出すイメージは、女性の声と響かせる位置をズラす意識が必要です。

女性の話し方は口や鼻で音を響かせているのに対して、男性は胸のあたりで音を響かせているので、低音を出す際は振動させる位置を変えましょう。

ちなみに、女性の場合は、リラックスした状態を維持することで、低い声が出しやすくなります。反対に、緊張した状態では高音になりやすいので、なるべくリラックスした状態で低い声を出すことが重要です。

男声の出し方のコツ

男声も女声と同様に高音と低音があるので、以下の2つの音を出すコツを紹介します。

・男声の低音
・男声の高音

どちらの声を出す際でも、なるべく遠くにいる人に届ける意識が大切です。なぜなら男性の声が響きやすいのは音が低いからであって、高音より低音の方が遠くまで聞こえるからです。

「高音の方が遠くに届きやすいのでは?」と思った人もいるかも知れません。高音は近くでは聞き取りやすいのですが、遠くには低音の方が遠くまで届きやすいのです。高音は振動数が多いので、エネルギーを使い切ってしまうのに対し、低音は振動数が少ないので、エネルギーが残り遠くまで伝わりやすいと言われています。高音のクリスマスのベルよりも、低音の除夜の鐘の方が遠くに届くのはこのためです。

このように、音は低音ほど伝達しやすくなるので、男声を練習する時は、遠くにいる人に実際に声を聞いてもらうといいでしょう。

男声の低音を出すコツ

男声の高音を出す時は、のどを開いて野太い声を出すことを意識しましょう。最初は声の音量が小さくなりやすいですが、練習するうちに徐々に大きな声が出やすくなります。

そのため、練習のハードルを下げるためには、低音が出やすい言葉を選ぶことが重要です。もともと女性が男性の声を出すことは難易度が高いので、アニメから低い声を出しやすいセリフをマネしてみましょう。

女性声優が演じている男性キャラクターを真似するのが効果的です。

他には低音を出す女性の曲や、声が高い男性のマネをするなど、女性でも声をマネしやすい対象を見つけることをおすすめします。

男声の高音を出すコツ

男声の高音を出す時はのどを開いて野太い声を維持したまま、少しずつのどを狭める意識が必要です。声を低く保った音程を上げようとすると、すぐに男声の声から女性の声に戻ってしまうので、高音に切り替わるポイントを見つけて、調節しながら練習を行います。

また、肩や胸は脱力しながら声を出すと、より伸びのある声が出やすくなります。胸に振動を感じたまま音を出し、声が響く位置を下に落とす感覚で声を出してみましょう。

加えて、アゴを上げずに音を出すことを意識すると低音が出やすくなり、男性の高音で会話を続けることができます。ちなみに語尾を下げて話すと男性らしい響きになるので、話し方の工夫を試してみましょう。

両声類の声を響かせる方法

両声類の声を響かせる方法は、以下の4つです。

1. チェストボイス
2. ミドルボイス
3. ヘッドボイス
4. ウィスパーボイス

地声で行うのではなく、両声類の声で行うテクニックなので、最初は難易度が高く感じるはずです。そのため、声色を意識して使い分けられるように、それぞれの方法で繰り返し練習を行いましょう。

1. チェストボイス

チェストボイスは低めの音域で使う発声方法です。発声時に胸が振動する感覚になることから、チェスト(胸)ボイスと名付けられました。

振動が多くなるほど胸が共鳴できている証拠なので、手にビリビリと振動を感じるまで低い声を出すと、両声類になるための練習になります。

2. ミドルボイス

ミドルボイスは中音域の声です。地声と裏声の中間の声を指し、鼻の奥にある空洞を響かせて音を出す方法になります。

ミドルボイスは中性的な声になるため、両声類として魅力的な声に聞こえるでしょう。ただ難易度の高い発声方法なので、ボイストレーニングを積み重ねる必要があります。

3. ヘッドボイス

ヘッドボイスとは、頭を突き抜けるような高音を出す方法です。のどを使って出すのではなく、体を使って音を出す感覚に近い発声方法になります。

いわゆる「裏声」と呼ばれる声なので、男性が高音を出すトレーニングに最適です。声の低い男性でも、高音を出す感覚を掴みやすくなります。

4. ウィスパーボイス

ウィスパーボイスは、ささやきながら声を出す方法です。声帯を開いて、息を漏らしながら発声します。

繊細な発声でセクシーに音が響くので、女性が男性の声を出す際におすすめの発声方法です。

両声類のなり方の発声練習行う時の注意点

両声類のなるための発声練習には、以下の3つの注意点があります。

1. 正しい姿勢
2. のどを開く
3. 腹式呼吸

両声類の発声練習の基本は、歌と同じです。体をリラックスさせて、のどに負担をかけないような体勢で声を出す必要があります。注意点を破るとのどを痛める恐れがあり、効果がでづらくなります。

発声練習を重ねると、自然体で声が出るようになるので、練習を行う前に次の3つの注意点を意識しましょう。

1. 正しい姿勢

両肩を上げて、胸に張りを感じる程度に肩甲骨を背中で閉じましょう。背筋が伸びた正しい姿勢になると、発声に必要な腹筋と背筋に力を入れやすくなるので、リラックスした状態で発声をしやすくなります。

逆に、余分な力が入っていると無意識にのどを閉めてしまうため、発声練習を行う際は、鏡を見ながら猫背のチェックを行いましょう。

2. のどを開く

のどを開くには、あくびの状態を作りましょう。舌が下がり、のどの奥がスースーする状態になった時が、のどが開いている状態になります。

のどを開くとお腹から声が出しやすくなるので、負担をかけずに音量を調節しやすくなります。のどが閉まったままだと声が遠くに届かなくなり、練習するたびにのどを傷つけてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

3. 腹式呼吸

腹式呼吸を行うには、まず息を思い切り吐きましょう。息を吐ききった後に、自然に呼吸するのを待ちます。この動作を繰り返すと、お腹から声が出せるようになります。

腹式呼吸は歌を歌う際の基本として有名ですが、両声類になる際にも重要なポイントなので、発声練習を行う際には必ず行いましょう。

両声類のなり方は声優専門学校で学ぼう

両声類になるには、声優専門学校でプロの講師から基本を学ぶことをおすすめします。独学で身につけるよりも、声優の基礎レッスンやアフレコなどを行うことで、効率よく発声の方法を身につけられるでしょう。

また、演技指導やヴォーカルテクニックなどを身につけられるので、両声類の声を使った仕事に関わるチャンスも増えます。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校のスーパーアニメワールドやアニメ声優ワールドでは、合同企業説明会やインターンシップなど、独自の就職対策講座が充実しているので、両声類の声を手に入れた後の進路も期待できます。

人が驚くような両声類になりたい方は、プロの指導を受けてみてください。

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