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デバッガーとは|仕事内容や必要なスキル・なり方・将来性を解説

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デバッガーはゲームやアプリなどのバグを修正し、ユーザビリティ全体を向上させる職業です。

すべてのソフトウェアはデバッガーによる修正や調整が行われており、この仕事なくして名作ゲームは生まれません。

この記事では、そんなゲーム制作において重要な役割をもつデバッガーの仕事内容や、求められるスキルなどを解説しています。

これからデバッガーとして、ゲーム制作を支える仕事に就きたい方は、ぜひ参考にしてください。

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デバッガーとは?

デバッガーとは、ゲームなどのソフトウェアのデバッグを行う仕事です。デバッグとは、プログラムのミス(バグ)を見つけて、修正することを指します。

デバッガーの業務は、バグを見つけてから原因を分析し、正常に動作するように修正するところまで含まれます。

ちなみに、デバッガーはゲームテスターと間違えられることもありますが、テスターは主にプログラムの動作の不具合を報告する仕事です。ゲームテスターの業務に修正は含まれておらず、プログラムのテストを計画し、実行するところまでの業務を担当することになります。

ただし、制作会社によっては、デバッガーとゲームテスターを兼任することがあります。とくに、アルバイトの求人などは、2つの職種が混同されやすいです。

デバッガーの仕事内容

デバッガーの仕事内容は、以下の通りです。

  • 仕様書を確認する
  • テストプレイを行う
  • バグ管理システム(BTS)へバグを登録する
  • バグの原因を特定・改善する

順番にみていきましょう。

仕様書を確認する

最初は仕様書の確認です。デバッガーの仕事は、プログラムを仕様書通りに動かすために、書類の内容の確認から始まります。

仕様書には、プログラムの動作をテストする流れが記載されているので、全体の流れを把握した後にデバッグの作業を行います。

加えて、仕様書の不明点を開発者に質問しておきましょう。

仕様書に不明点や疑問点がある場合、テストを始められなくなる可能性があるので、仕様書の内容は細かく確認する必要があります。

テストプレイを行う

仕様書確認の後は、テストプレイです。デバッガーは、ゲームのプログラムが仕様書通りに動くことを確認します。

もし動かない場合は、バグとして報告します。バグが起こる動作を数回繰り返し、バグが発生する手順を明確にしていきます。

たとえば、「特定の道順で進むと、壁を通り抜けて進んでしまう」など、具体的な手順で説明します。

バグが発生する手順の明確化ができた後は、開発者にバグの内容を報告します。

バグ管理システム(BTS)へバグを登録する

開発者への報告に加えて、バグを放置しないために、バグ管理システム「Bug Tracking System(BTS)」に登録する必要があります。

このバグ管理システム(BTS)にバグを登録すると、バグが起こる操作手順を共有できるので、バグの対応もれの防止ができます。

さらに、発生手順が明確化できていない報告内容でも、バグの内容がわかれば他のメンバーがデバッグに対応する場合があります。

そのため、バグが起こった場合は必ずBTSに記載することを意識しましょう。

バグの原因を特定・改善する

デバッガーはバグを修正するだけでなく、バグが起こった原因の解明も仕事に含まれます。

たとえば、同じバグが起こり続けると、他の人の作業効率が落ちる原因になるため、ゲームの納期に間に合わなくなる可能性が高まります。

そのため、デバッガーは可能な限り多くのテストを実施し、バグの原因の特定と改善を行っていきます。

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デバッガーが行う主な3つのテスト

デバッガーが行うテストは、主に以下の3つです。

  • 機能テスト
  • 非機能テスト
  • 変更部分のテスト

それぞれ詳しく解説していきます。

機能テスト

機能テストとは、プログラムが仕様書通りに動いているかどうかを確認するテストです。

たとえば、画面のレイアウトや画面の移動など、インターフェースの部分を中心に確認する作業になります。

他には、ボタンの押し間違いや通信障害による誤動作など、トラブルが起こった際の動き方なども確かめる必要があります。

ちなみに、機能テストはゲームのソースコードに触れずに行うテストです。別名「ブラックボックステスト」と呼ばれる、システムのテストに該当します。

非機能テスト

非機能テストとは、プログラムの動作の内容を確認するテストです。また、ゲームの操作性や動作の違和感などの確認も行います。

機能テストが「何をするのか」の確認であるのに対して、非機能テストは「どう動くのか」に焦点を当てて確認する工程です。

この非機能テストはソースコードを見ながら実施するので、「ホワイトボックステスト」と呼ばれています。

非機能テストの範囲は広く、以下のようなテストが行われます。

非機能テストの例:

・性能テスト
プログラムの処理速度などのパフォーマンスを測定する

・ユーザビリティテスト
ユーザーにとって分かりやすく、使いやすい動作であるかどうかを確認する

・ロードテスト
プログラムの動作を何パターンも試し、求める動きになるかどうかを確認する

・保守性テスト
バグなどプログラムに欠陥があった場合の修正のしやすさや、新機能の実装が容易かどうかを確認する

変更部分のテスト

変更部分のテストは、バグを修正した後の確認のテストです。

デバッガーの仕事は修正後の動きの確認だけでなく、不具合が出ないことのチェックを行います。

また、バグを修正した後に、他のバグが発生しないかを確認する「リグレッションテスト」もデバッガーの仕事です。

ゲームのプログラムは一部分を変更するだけで、他のプログラムにバグを与える可能性があるので、それらのバグがないかも確認します。

デバッガーに求められるスキル

デバッガーに求められるスキルは、以下の3つです。

  • 論理的な思考力
  • わかりやすい文章を書くスキル
  • ユーザー目線で考える想像力

順番にみていきましょう。

論理的な思考力

デバッガーはバグの原因を特定し、修正を繰り返す仕事です。論理的な思考力のある人は、問題を体系立てて整理できるので、デバッグの作業に適性があります。

また、デバッガーはバグが起こる規則性を把握した上で、再現性も確認する必要があります。

何より、デバッガーは情報を体系立てて理解するだけでなく、客観的に説明しなければならないので、論理的な思考力が必要不可欠です。

わかりやすい文章を書くスキル

デバッガーはバグを修正することに加えて、わかりやすい文章で報告するスキルが求められます。

たとえば、バグ管理システム(BTS)に登録する際は、バグの内容や再現性を誰でもわかるように書かなければなりません。

わかりやすい文章を書けると、バグの内容を共有する際に役立つので、現場でも役立つスキルとして重宝されます。

ユーザー目線で考える想像力

デバッガーはユーザーが利用することを想定しながらデバッグを行うので、ユーザー目線に立つための想像力が必要です。

開発者の目線だけでは気づかないバグも、ユーザー目線で考えると多くの問題点を探しやすくなります。

しかし、バグの修正は神経を使うので、ついユーザーのことを忘れてしまいがちです。

それでも、ユーザーのことを想像しながらデバッグに取り組める人が、優秀なデバッガーとして活躍しやすいです。

デバッガーはつらい?向いている人は?

デバッガーは地道な作業をコツコツと続ける仕事なので、同じ動作を繰り返すことにつらさを感じる人には、向いていない職業です。

何より、デバッグの作業量はとても多いので、指定されたスケジュールまでにテストを何度も繰り返す必要があります。

どの工程においても根気が必要になるので、地道な作業を継続できる人や、改善点を見つけて修正することが求められます。

何より、ゲーム好きであることが最も重要です。デバッガーは、少しでも良いゲームを作って、ユーザーに楽しんでもらうことを優先できる人に向いている職業です。

デバッガーになるには?

デバッガーになる方法は、以下の3つです。

  • アルバイトの求人に応募する
  • 専門学校でゲーム制作を学ぶ
  • 新卒・転職で入社する

それぞれ詳しく解説していきます。

アルバイトの求人に応募する

デバッガーはアルバイトで募集している職業なので、未経験者でも働けます。

ただし、好きなゲームのデバッグを担当できるわけではなく、ひたすらボタンを押すだけの単調な作業のみを担当することになりやすいです。また、募集が「デバッガー」となっていても、実際の業務は修正の作業を行わない場合もあります。

その場合、プログラミングやバグ修正の経験・知識はつかないため、デバッグの作業員からのステップアップは難しいでしょう。

専門学校でゲーム制作を学ぶ

専門学校はゲーム制作を基礎から学べるので、卒業後は即戦力のデバッガーとして活躍できます。

数ある専門学校の中でも、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校の「ゲームアプリ&VRクリエーター専攻」は、ゲームプログラミングに必要なスキルの習得が可能です。

ゲームプログラミングを学ぶ過程で、プロのデバッガーに必要なスキルが身につくので、未経験者からプロになる卒業生を輩出しています。

また、業界トップクラスの就職率を実現しており、手厚い支援があるので、デバッガーの基礎スキルから学びたい人におすすめです。

新卒・転職で入社する

デバッガーは新卒や転職の募集があるので、入社試験に受かれば勤務できます。

しかし、まったくの未経験よりも、デバッグやゲームプログラミングの専門知識があると面接時に好印象を与えられます。

何より、入社した後の早い段階で仕事を任されるので、専門学校で学んだ経験がある人は就職後に活躍しやすいです。

そのため、デバッガーに就職する際は、専門知識や経験を学んでから就職活動を行うとよいでしょう。

デバッガーのやりがい

デバッガーのやりがいは、バグを見つけた後に修正を行い、ゲームのクオリティが上がったことを実感する時です。

ゲームはデバッグによって体験時の面白さが変わるので、デバッガーはゲーム制作における重要な役割になります。

そして、デバッグしたゲームが発売された時の喜びは大きいです。ゲームをプレイしてみると、制作時の苦労が報われるでしょう。

他には、ゲームが発売した後のユーザーが楽しんでプレイする様子や高評価の口コミなども、デバッガーの励みになるでしょう。

デバッカーの年収

デバッカーの年収は平均499万円(求人ボックス調べ)です。給与は会社によって異なりますが、デバッガーはスキルによって報酬が変わります。

スキルの高いデバッガーは会社でも重宝されるので、デバッガーの管理職などに出世すると、給与や賞与の額が増えていきます。

デバッガーとしてスキルをつけていけば、有名ゲームのデバッグを依頼されやすくなるので、スキルによって年収を伸ばせる職業です。

デバッガーの将来性

ゲーム市場は、世界的に盛り上がりを見せています。ファミ通ゲーム白書2021によると、ゲーム市場は、2020年に世界市場で20兆6417億円になったと発表しています。

VRや5Gなどの新技術を活かしたゲームの登場やeスポーツ大会など、ゲーム市場がさらに成長する可能性は高いと予想できます。

ゲーム制作がある限りデバッガーの需要はなくならないので、将来性や安定性どちらも高い職業といえます。

デバッガーとして働くなら専門学校で基礎を学ぼう

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デバッガーはゲーム制作において重要な存在です。スキルを学んだ後にゲーム制作会社に入社することで、デバッガーとして活躍できるでしょう。

さらに、今後はVRや5Gの普及やeスポーツによって、デバッグのスキルを持つ人材が必要になります。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校の「ゲームアプリ&VRクリエーター専攻」は、ゲームプログラミングのプロが、デバッグを基礎から丁寧に教えます。

デバッグの未経験者でも就職できるスキルが身につくので、デバッガーとして活躍したい人は、ぜひ入学を検討してみてください。

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