「ゲームが好きだから将来はゲームの仕事がしたい」
と、子どもの頃から漠然と考えていたという方は多いのではないでしょうか。
ゲームクリエーターは、テレビゲームやアプリゲームなど、ゲームの制作・開発に携わる仕事です。
「ゲームを仕事にしたいけど自分にできるだろうか?」「ゲーム関係の仕事の就き方が分からない……」など、不安になるかもしれません。
そこでこの記事では、ゲームクリエーターの職種についてやゲーム制作以外のゲーム関連の職種について解説します。さらに、ゲームクリエーターの1日の流れや必要な能力などについてもくわしく紹介します。
ゲームに関わる仕事がしたい、どうすればゲームクリエーターになれるのか知りたいと思っている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
記事の概要
ゲーム・アプリ業界に興味のある方へ
ゲーム関係の仕事とは?
「ゲームの仕事」と聞いてゲームクリエーターを想像する方は多いと思いますが、ゲームクリエーターという職種はありません。
ゲームの制作には、企画、シナリオ、キャラクターデザイン、音楽、プログラミングなど、多くの人がさまざまな役割に分担され、協力して1つのゲームを作っています。
ゲームクリエーターとは、そのようなゲームを作るために分担された職種の総称です。
では、次の章からゲームクリエーターに属する職種をくわしくご紹介します。
ゲームの制作!ゲームクリエーター8つの職種を紹介
ゲームクリエーターと一口に言っても、実はいろいろな職種が存在します。いろいろな人が集まって、1つのゲームができていると考えてください。
こちらでは、ゲームクリエイターの主な職種を8つ紹介します。
自分がどの仕事に就きたいのか、イメージしながらチェックしてみましょう。
【ゲームクリエーターの職種1】プロデューサー
プロデューサーは、ゲーム開発プロジェクト全体を取りまとめ、コントロールする仕事です。
ゲームのエンディングでも大きく表示されることが多いので、職種の名前だけ知っているという方も多いのではないでしょうか。
具体的には、以下の仕事に取り組みます。
2. 予算の組み立て
3. 人員編成
4. 最終スケジュール管理
5. CMなど、販売戦略の決定 etc…
自分が開発員として携わるのではなく、ゲームを完成させるための指揮を行う仕事です。
プロデューサーの仕事内容は幅広い知識が必要なので、ディレクターなど他の職種で下積みや経験を積んだ人が選出されることが多いです。
ゲームの方向性や内容に大きく関わる、非常に重要な仕事です。
『マリオ』シリーズの宮本茂さんや、『ファイナルファンタジー』シリーズの野村哲也さんなどが有名なゲームプロデューサーとして挙げられます。
プロデューサーの仕事内容や必須スキルは、以下の記事でまとめています。
【ゲームクリエーターの職種2】ディレクター
ディレクターは、ゲーム開発チームのリーダー的存在です。ゲームを作成するための必要な人員を集め、適切な指示やスケジュール管理を行い、完成へと導きます。
プロデューサーと同じく、ゲームの内容や方向性に大きく影響する職業なので、やりがいは大きいです。
ただしこちらも幅広い知識が必要なので、いきなりディレクターとして採用されるのではなく、何年も下積みを積んだ人が携われる仕事といえます。
【ゲームクリエーターの職種3】ゲームプランナー
ゲームプランナーは、ゲーム内容の企画に携わる仕事です。
● どの年齢層や性別に売りたいのか
● システムやゲーム画面のイメージ作成
など、プランナーが出した企画をもとにゲーム作成が進むので、重要度は高いです。
ゲームへの深い知識やセンスが問われる仕事ですが、会社によっては未経験を採用しているケースも存在します。
プロデューサーやディレクターと打ち合わせを重ね、ライバル会社よりも売れるゲームを作るための研究が必要不可欠です。
キャラクターやシナリオ作成などの、細かい部分にも携わることがあります。
ゲームプランナーについては、以下の記事で詳細にまとめています。
ゲームプランナーとは?4つの仕事内容や求められるスキルなどを徹底解説
【ゲームクリエーターの職種4】シナリオライター
シナリオライターは、ゲームのストーリーを考える職種です。
物語の構成からキャラクターの性格やセリフに至るまで、ゲーム内容を細かく考えます。
特にRPGやシミュレーションゲームでは、シナリオのクオリティがゲームの評価へ直接つながるため、かなり重要な仕事です。
シナリオ内容を決める発想力、キャラクターのセリフを考える柔軟性など、高いスキルを求められます。
プレッシャーはありますが、ゲームへ密接に関われるため、やりがいは大きいです。
ゲーム会社に属さず、フリーのシナリオライターとして独立している人もいます。
シナリオライターについては、以下の記事で解説しています。
【ゲームクリエーターの職種5】グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、ゲーム内のデザインを施す仕事です。キャラクターや背景、アイテムなど、シナリオライターやディレクターが決めたゲームのイメージを具現化していきます。
他にもモーション(動き)やエフェクトなど、求められるスキルは少なくありません。
キャラクターの完成度によってゲームの売れ行きも大きく変わるため、シナリオライターと同じく重要度の高い仕事です。
ゲームの規模によりますが、多くの人員が必要なので、未経験でも就職しやすいといえます。
グラフィックデザイナーに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。
グラフィックデザイナーになるには?3つの方法や必要なスキル5選を紹介
【ゲームクリエーターの職種6】サウンドクリエイター
サウンドクリエーターは、ゲームの音楽に携わる仕事です。ゲーム内で流れるBGMだけでなく、ドアが閉まる音や剣を振るう音など細かな効果音に至るまで、すべての楽曲を用意しなければなりません。
「作曲家」という位置づけになるため、自社ではなく音楽会社にお願いしているケースも存在します。
人気のゲームだとサウンドトラックが作られるほどに注目されるため、やりがいのある職種です。
なお、サウンドクリエーターは、音楽の制作だけでなく、「音源採集」も担当します。例えば、雨のシーンでは、実際に雨が降っている音を録音して雨音を仕上げます。
【ゲームクリエーターの職種7】プログラマー
プログラマーは、実際にゲームを動かすためのプログラムを組む仕事です。プロデューサーやディレクターが作った仕様書をもとに、どんどんゲームを具現化していきます。
場合によっては、企画段階から「仕様が実現可能かどうか」を判断することも求められるでしょう。
細かな作業や不具合のないプログラミングが求められるため、人員が多く割り当てられる部署です。知識があれば携われるので、ゲーム業界の中では就きやすい仕事ともいえます。
主に専門学校や大学で勉強した実績のある人が採用されますが、就職後に研修などでじっくり学べる機会がある会社も存在します。
プログラマーに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。
ゲームプログラマーとは!仕事の内容や必要な5つの能力・資格などを解説
【ゲームクリエーターの職種8】デバッガー
デバッガーは、ゲームをテストプレイしてバグを発見・検証するのが仕事です。
コンピュータープログラムの不具合を発見し、修正するまでの一連の作業を「デバッグ」といいます。
プログラマーがデバッグを担当することも多いですが、ゲーム好きな外部の人に、デバッガーとしてテストプレイしてもらう会社もあります。
デバッガーは、発売前の最新のゲームをプレイすることができるという利点もあります。
また、デバッグからゲーム開発に入る人も存在するので「ゲーム業界への近道」という人もいます。
なお、間違えられやすいですが、テスターはバグの報告のみで、デバッガーと違い修正は行いません。
ただし、発売前のゲームをプレイするため、情報漏えいは厳禁です。なので、守秘義務を守れることが絶対条件です。
デバッガーについては、こちらの記事で詳細にまとめています。
ゲーム・アプリ業界に興味のある方へ
ゲーム制作以外の仕事!ゲームの面白さを伝える4つの職種
これまで紹介してきた職種は、1本のゲームを開発し、完成させるまでの職種でしたが、次は完成したゲームを売り出して、広めていく人が必要です。
順番に解説していきます。
【ゲームの面白さを伝える仕事①】ゲームの営業
ゲームソフトやアプリを販売するには「営業」する必要があります。
ゲーム業界の営業という職種は、一般的に言う「営業」のイメージと変わりません。ゲームショップなどに商品をアピールしたり、アピールポイントの分析をしたりします。
近年はゲームのダウンロード販売も増えたので、様々なメディアにプロモーション活動を行うことも増えています。
また、他社のゲーム開発会社へコラボの提案をしたり、キャラクターの権利を持つ会社とコネクションを作ったりすることも営業の仕事です。
【ゲームの面白さを伝える仕事②】ゲームの宣伝
ゲームの宣伝担当は、自社タイトルやソフトを広く認知させるのが仕事です。
メディアに対してプレスリリースとして製作発表したり、特集を組んでもらったり、アニメ、雑誌、ドラマ、映画などとのタイアップを企画することもあります。
CMを企画することもありますが、近年はYouTubeなどの動画サイトで広告動画を流したり、ユーザーの検索ワードに対応して表示させるリスティング広告を打ったりもします。
【ゲームの面白さを伝える仕事③】ゲームの実況者
近年、YouTubeにゲームをプレイする動画を配信する「ゲーム実況者」と呼ばれるYouTuberが人気を博すようになりました。
動画の中でゲームをプレイしてもらって、認知度を上げます。
YouTubeでアカウントを作ればゲーム実況の配信ができるので、誰でもなれると思うかもしれません。しかし、ゲーム会社からプレイを依頼されるのは、人気YouTuberのみなので、仕事とするには努力が必要です。
ゲーム実況者には、視聴者を飽きさせないため、高いゲームスキルや高度なトークスキルが求められることが多いです。
【ゲームの面白さを伝える仕事④】プロゲーマー
プロゲーマーは、ゲームをプレイすることで生計を立てている人のことです。
近年、対戦型ゲーム「eスポーツ」の大会が世界中で開催されるようになり、2022年のアジア競技大会で正式種目に採用されたこともあって、プロゲーマーは新しい職業として認識されるようになってきました。
プロゲーマーは、ゲーム大会に企業がバックアップするチームに所属して出場し、優勝するなどして賞金や報酬を稼ぎます。
プロゲーマー育成の専門学校もありますが、世界大会で勝ち続ける実力がなければ活躍できない厳しい世界です。
eスポーツについては、こちらの記事も参考にしてください。
eスポーツとは?種目や賞金、ゲームの条件などを分かりやすく解説!
ゲームクリエーターに必要な資格・能力
こちらでは、ゲームクリエーターに必要な資格・能力を紹介します。
ゲームクリエーターになるために必須の資格や能力はありませんが、持っていると仕事を進めるうえで役立つものも多いので、ぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、ゲームクリエーター全般で非常に必要とされるスキルです。
ゲームは決して1人で作るものではなく、いろいろな人と打ち合わせを重ねたうえで、完成に近づけていきます。
会社の規模にもよりますが、数百〜数千人が関わっていることも珍しくありません。
そんな中で自分の考えをしっかりと伝え、相手の意図を読み取る力は重要です。特にディレクターやプランナーなど、人を動かす職種に求められます。
対話する相手の思いをしっかりと受け取り、適切な対応をしていく力は、ゲーム業界においても重要です。
Photoshop・Illustratorのスキル
Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)は、主にグラフィックデザイナーに必要なスキルです。
キャラクター作成やデザインに必須ともいえるソフトなので、スキルがあればあるほど作業効率がアップします。
会社に所属してから教えてもらえるケースもありますが、基本的には学校などで学んだ実績のある人が採用されやすいです。
スキルをアピールするための資格検定などもあるので、グラフィックデザイナーになりたい方は取得を目指してみてください。
プログラミングスキル
プログラミングスキルは、プログラマーに必要な能力です。
ゲームを動かすためにはプログラミングが必要不可欠なので、専門的な内容を知っている人ほど、採用される確率が高まります。
ゲーム会社によって使っている言語は違いますが、C#やC++は一般的に幅広く使われている言語です。
過去の制作実績などが見られるケースが多いため、自分の知識を使って自主制作を進め、スキルをアピールするものを用意しておきましょう。
マーケティングスキル
マーケティングスキルは、プロデューサーやディレクターに必要な能力です。
ゲームは、ただ作るだけでは売れません。どのようなゲームが流行しているのか、ライバル会社はどのようなゲームを作っているのかなど、市場調査を行う必要があります。
マーケティングの能力は、業界に入らないとなかなか身につけられません。
ただし自分でゲームをプレイしているときに「なぜこのゲームは売れているのか」という発想を持ち続けていると、思考能力が育ちます。
将来的にヒットするゲームを作るためにも、マーケティング能力を高める意識を持っておきましょう。
マネジメント能力
マネジメント能力は、主にプロデューサーに必要なスキルです。
スケジュール通りに仕事をすすめるうえで、チームメンバーをどのように動かすかは、統括であるプロデューサーの手腕にかかっています。
ゲームの開発には長くて数年を要するものもあり、その中で発生したトラブルなどをうまく解決するためにも、マネジメント能力は重要です。
経験が物を言うスキルではありますが、持っていると大きなプロジェクトに関わる機会がどんどん増えるでしょう。
ゲーム関連の仕事に向いている人
ゲーム業界は憧れるけど、自分に向いているか不安という方も多いでしょう。この章では、ゲーム業界で活躍できる、向いている人をお伝えします
それぞれ解説していきます。向いている人の特徴なので、すべてに該当する必要はありません。
ゲームが好きな人
「好きなことで生きていく」という考えがあります。「ゲームが好きだからずっとゲームに没頭したい」「ゲームで自分だけでなくユーザーも楽しませたい」と考えられる人には向いています。
「好きこそ物の上手なれ」といわれるように、好きなものは上達しやすいでしょう。ゲームが好きなら、専門的な技術や知識の習得も早くなりやすいです。
ものづくりが好きな人
ゲームをプレイしていて「自分もこんな面白いゲームが作りたい」と考えられる、ものづくりが好きな人はゲーム業界に向いています。
ゲームを楽しむだけでなく、こんなシナリオで、こんなキャラクターがいて、こんな音楽の中で戦闘させたら楽しいだろうなと考えられる人は、想像力が豊かです。
このような人なら、ゲーム業界でも次々アイデアが湧いてくるでしょう。根本的なところですが、ゲームを楽しむことより、ゲームを作ることに興味があるかどうかが重要です。
忍耐力がある人
ゲーム関係の仕事は、楽しいことばかりではありません。アイディアの発案、エラーへの対応、など。忍耐力が求められる場面があります。
「なにがなんでも面白いゲームを絶対作る!」という熱意と忍耐力がある人なら、ゲーム業界は向いています。
仕事なので時にはトラブルもありますが、耐えたうえで、ゲームが完成した時には大きな満足感を得られます。
ゲームクリエーターになるための4ステップ
こちらでは、ゲームクリエーターになるための具体的なステップを、4つに分けて紹介します。
それぞれくわしく確認していきましょう。
【ゲームクリエーターへのステップ1】どの職種を目指すのか決める
まずは、どの職種を目指すのかを決めてください。
職種によって必要なスキルが違い、それぞれに応じた勉強を進める必要があるからです。
絵が好きならグラフィックデザイナー、開発に携わりたいならプログラマーなど、自分のやってみたいことを決めましょう。
目標があったほうが勉強も進みやすいので、まずは目指すべき道を考えてみてください。
【ゲームクリエーターへのステップ2】職種に応じたスキルを身につける
目指したい職種が決まれば、次はそれに応じたスキルを身につけます。
身につけるためには専門学校などに通うことをおすすめします。
必ずいる資格というものはありませんが、スキルを習得しておくと、後々の就職活動で有利に働きます。
自信を持って就職活動ができるように、スキルアップに取り組みましょう。
【ゲームクリエーターへのステップ3】最新ゲームの情報を常に集める
最新ゲームの情報も、常にチェックしてみてください。
- なにが流行しているのか
- どのような技術が使われているのか
- なぜ面白いのか
など、ゲームの裏側に気を配れるようになると、企画力や発想力がグンと高まります。
将来的に自分がゲームを作る側になったときにも役立つので、最新ゲームは積極的に遊ぶようにしましょう。
【ゲームクリエーターへのステップ4】ゲームメーカーや開発会社への就職活動を行う
実際にゲーム作成に携わるために、ゲームメーカーや開発会社への就職活動を行います。
それぞれの違いは、以下の通りです。
ゲームメーカー
ゲームの企画・開発・販売・プロモーションなど、ゲームに携わるすべての仕事を行う会社。
スクウェア・エニックス、カプコン、任天堂など、有名な名前の会社はすべてゲームメーカーとして活動している。
ゲーム開発会社
メーカーが企画したゲームの、開発部分だけに携わる会社。
プログラミングやグラフィックデザインなど、専門的な分野に強い。
たとえば将来的にプランナーやディレクターの仕事に就きたいならゲームメーカー、プログラミングなどの専門性を極めたい場合は開発会社などが適しています。
自分のやりたいことと照らし合わせて、就職先を決めてみてください。
ゲーム関連の仕事は在宅勤務も可能?
昨今の環境の変化から、在宅勤務を希望する人や在宅勤務を可能とする会社も増えてきました。
ゲーム業界でも、在宅勤務を可能としているところは存在しますが、完全に在宅のみという会社はまだ少数です。
パソコンとネット環境があれば在宅勤務が可能に見えますが、情報漏えいの観点で在宅勤務を不可とする会社もあります。
しかし、プログラマーやグラフィックデザイナーなど人員が多く必要な職種については、人員確保という理由で、週に何日かの出勤を条件に在宅勤務を可能としている会社もあります。
ゲーム関連の仕事に就くには専門学校が近道
ゲームクリエーターは、ゲームのアイデアを形にして世に送り出すプロ集団です。
プログラミング、グラフィックデザイン、サウンドクリエイターなど、個々が持つ技術を駆使して1本の作品を作り上げています。
このようなプロ集団に未経験で飛び込むのは大変です。またゲーム業界は非常に人気のある職業なので、全くの未経験より、就職前に技術を身につけておけば必ず有利になります。
数ある専門学校の中でも、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校は、業界でもトップクラスの就職率の高さです。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校には、4年制の「ゲームアプリ&VR制作専攻」があります。このコースは、未経験でもプロを目指せるので、ゲームプログラマーやゲームプランナー、ゲームプロデューサーなどを目指す方に最適です。
イベントや説明会で、プログラミング体験やスマホアプリ制作体験を行っています。ぜひ東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校でゲーム制作を体験してみてください。
ゲーム関連の仕事の年収
ゲーム関連の仕事の平均年収は461万円と、2021年に国税庁が発表した日本人の平均年収433万円より少し高い金額です。
(参考元:求人ボックス)
ただし、ゲーム業界の収入は、会社の規模や制作したゲーム、能力によって異なるので幅があります。
大ヒットしたゲームのプロデューサーともなれば年収1,000万円を超えるという人もいます。
ゲーム関連の仕事のやりがい
ゲームが1本完成するまでには、さまざまな人の手を経て長い時間苦労を重ねています。
そんなゲームがようやく販売が開始され、店頭に並んでいるのを見たり、インターネット上に配信されているのを見たりしたときは、感無量です。
販売されたゲームにレビューがつき、「面白い!」と評価されるときは、ゲームクリエーターとして何よりのやりがいを感じます。
喫茶店や電車の中などで、自分が手掛けたゲームをプレイする人を見たときなども、万感の思いです。
また、ゲーム製作途中でも、自分の頭の中で想像していたゲームの世界がどんどん具現化していくのを見るのも、やりがいを感じる瞬間です。
ゲーム関連の仕事の将来性
ゲーム業界は、新型コロナウイルスにより2020年から続いたいわゆる「巣ごもり需要」の影響もあり、市場規模が年々拡大しています。
自宅で遊べる「Nintendo Switch」や「PlayStation 5」などの家庭用ゲーム機が各地で抽選販売になり、ゲームソフトの売上も好調が続いていますが、スキマ時間で手軽に遊べるスマホゲームをする人も増えています。
さらに近年は、eSportsの大会が盛んに開かれるようになり、賞金も高額になって注目度が高まりつつあります。
VR(バーチャル・リアリティ)と呼ばれる装置を装着し、まるで自分が実際にゲームの世界にいるような感覚を味わいながら楽しめるゲームも増えてきました。
このような現状から、ゲーム業界が担う役割はますます重要になっていくことが予想されます。
VRに対応したゲームを制作できるプログラマーや、移り変わりの早いトレンドにマッチしたゲームの提案ができるプランナーなど、ゲームクリエーターはこれからも将来性の高い職業と言えます。
まとめ:ゲーム関連の仕事には多くの職種があるため、目指すべき道を考えよう
以前からゲーム業界の仕事は大変人気の高い職業でしたが、ゲーム機やスマホでゲームをする人が増え、これからますます「ゲーム業界で働きたい」という人は増えると予想されます。
ゲームクリエーターは、プロの技術を持つプログラマーやグラフィックデザイナー、サウンドクリエーターなどの総称で、多くの人の手を経て1本のゲームが作られています。
ゲーム業界で活躍する技術を身につければ、必ずゲーム会社に就職するときに有利になります。そのため、専門学校でのスキルアップをおすすめします。
数ある専門学校の中でも、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校は、業界トップクラスの就職実績を実現しています。ゲーム業界を目指す人のための「ゲームアプリ&VR制作専攻」があります。
4年間でしっかりとゲーム開発の基礎やプログラミングを学び、在学中から現場を体験して実務経験を積むことができます。第一線で活躍するプロから直接指導を受けられます。「ゲームの仕事をしたい」というあなたの夢を叶える環境が整っています。
ぜひ東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校のオンライン説明会や体験入学に参加してみてください。
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ゲーム関係の仕事に就くための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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