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アニメ業界を支える「背景・美術」の仕事内容とは

アニメ業界を支える「背景・美術」の仕事内容とは

アニメ業界では、表舞台に立つ声優や監督などに注目が集まりますが、「背景・美術」という仕事も重要性が高いです。アニメを作る上で欠かせないポジションですが、実際にはどのような仕事を行っているのでしょうか。
ここでは、アニメの背景・美術がどんな仕事なのか、作品にどんな影響を与えているのか、また背景・美術を担当するための道のりなどをご紹介します。

アニメの背景・美術はどんな仕事? その役割とは?

背景・美術とは、アニメーションの背景を描く専門の仕事のことを言います。
細く分けると、キャラクターが暮らす世界を描く「背景設定」や、背景に登場する小物の詳細な設定を行う「美術設定」があります。
他には背景作業に入る際に、指針にする背景「美術ボード」を描く仕事、その美術ボードを参考に背景画を描く「背景」という仕事に分けられます。

背景・美術は、アニメの世界観のいわば「土台」を作りあげる重要な役割です。
背景なしではアニメは作れません。とてもやりがいのある仕事です。

背景・美術が作品に与える影響

最近では、新海誠監督作品の『君の名は。』の大ヒットが記憶に新しく、好評の理由はさまざまですが、その理由の一つに「背景の美しさ」が挙げられます。
デジタル処理を用いた、緻密で繊細な背景にこだわったことで作品を幻想的なものにしているのです。
このように、背景・美術は作品の全体的な印象を作り出すほどの影響力を持っています。

また、アニメの舞台となった場所を訪れる「聖地巡礼」がここ最近ブームになっていますが、これも舞台になる風景を美しく描いた背景・美術があってのことです。

背景・美術の現状とこれから

近年では、コンピューターを用いてアニメを描くことが多く、背景・美術も例外ではありません。
手描きにこだわりがある方にとっては少し寂しいかもしれませんが、コンピューターを使うことで作業の効率化が見込めますし、より緻密な描画が可能になります。

これからアニメ業界で働きたいという方はコンピューターを使った描画を練習することが大切です。
背景・美術は全体的に見ても人出不足のため、業務が忙しいのが現状です。
しかし、『君の名は。』を例に紹介したように、最近では背景に対する評価が高まっています。
このような流れにより、背景・美術の志望者も増え、アニメ業界の未来も明るく期待できるものになるといえます。

アニメの背景・美術になるには?

アニメの背景・美術になるには?

背景・美術の世界では高い画力が求められるため、専門学校へ通い、基本的な画力と専門的な知識身につける必要があります。
いくら背景・美術を専門に描いていきたいとはいえ、アニメ業界で絵を描いていくのであればアニメ制作の一連を知っておくべきです。
専門学校では、アニメ制作における一連の工程、原画・動画・着彩・背景・撮影・編集・CGなどのすべての技術・知識を学ぶことができます。

さまざまな技術や知識を身につけた上で、背景・美術に特化することで、より深みのある描写ができるようになるのです。
憧れの背景・美術業界で活躍するためにも、専門学校でアニメ制作のすべてをきちんと身につけましょう。
専門学校を卒業後は背景美術会社へ就職するのが一般的で、そこで実力を身につけ、フリーになる人もいます。
就職する際には、これまでの作品や学んだことをポートフォリオにまとめ、面接ではアニメや映像作品への情熱を伝えることが何よりも大切です。
求められるスキルとしては、基本的なデッサン力など、絵画のスキルとPhotoshopのスキルが必要になります。
背景・美術は、アニメ作品の全体的な世界観を作り出すポジションと言っても過言ではありません。

その分責任重大な仕事ではありますが、とてもやりがいのある仕事といえます。
自分が背景を手がけたアニメが人の心を動かすことを考えると、「好き」という気持ちも強くなり、さらにモチベーションも上がります。
スタッフロールで自分の名前を見つけたら思わずテンションも上がってしまいますね。

世界に誇る日本のアニメ業界を支える背景・美術になるためにも、ぜひ専門学校への進学をご検討ください。

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