卒業生インタビュー
INTERVIEW

声優 遠野 沙樹さん

卒業生インタビュー
楽しみながら挑戦し続けることで、きっと夢に近づけます。
「諦めない心」と「楽しむ心」で、夢を叶えてくださいね。

PROFIL

声優&ヴォーカル専攻 2017年3月 卒業生

声優フリーランス

遠野 沙樹さん

フリーランス声優としての
新たな挑戦

東京アニメを卒業後に数年間声優事務所に所属をし、現在はフリーランスとして活動しています。最初は不安もありましたが、「経験があるからこそ、自分の力で挑戦してみよう」と前向きに捉えました。
フリーランスの良さは、クライアントと直接やり取りができる点です。迅速な対応が可能で、自由度も高いと感じていますが、その反面、全ての責任を自分で負う必要があります。スケジュール管理やギャラ交渉、請求書の発行など、事務所が対応してくれていた業務も全て一人で行います。この負担は大きいですが、自分で切り開いていく面白さもあります。
現在の仕事は、過去にご一緒したクライアントからの直接依頼です。「またお願いしたい」と言っていただけることが何よりの励みになっています。ナレーションや企業VPなど、多様な案件に対応しながら成長を実感中です。

声優 遠野 沙樹さん

声優の仕事は想像力と挑戦の連続

東京アニメを卒業後、声優としてさまざまな仕事を経験してきました。アニメやゲームのキャラクターボイス、吹き替え、ナレーション、舞台、MC、さらには映画出演やモデル活動まで幅広くチャレンジしました。「演じる」という仕事に関しては、一通り経験したと言ってもいいかもしれません。 特に好きなのは吹き替えの仕事です。普段の生活では経験できないことを声だけで表現し、完成した映像でその役に命を吹き込まれる瞬間を見ると、自分もその物語の一部になれた気がして、とても楽しいです。
一方、舞台は稽古期間が長く、大変な分やりがいも大きいです。1ヶ月の稽古で準備し、本番は4日間で8ステージを行いました。その中で自分の演技プランを提案し、役を深める時間は非常に充実していましたし、お客様の反応が直接伝わってくるので、演じる楽しさをより強く感じられる場でした。
声優の仕事は、ただセリフを読むだけではなく、想像力と表現力を駆使して役に命を吹き込むことが求められます。努力と挑戦を重ねることで、新しい自分に出会えるやりがいのある仕事だと感じています。

ゾンビ役も挑戦!
声優の世界は対応力がカギ

声優として難しかった経験は、現場で台本を渡され、内容を見たら「うーっ」「あーっ」としか書かれておらず、「腐りかけのゾンビ感でお願いします」と指示されました。その場でどう演じるか考え抜いたゲームのゾンビ役を担当したのは、今でも忘れられない挑戦です。
こうした予想外の依頼に対応するには、普段からの準備と練習が大切です。例えばナレーションの場合、まず台本を徹底的に読み込み全体像を把握しますし、ゲームではキャラクター資料を繰り返し見てそのキャラクターの性格や反応を自分なりに深掘りします。アフレコでは事前に練習を重ね、短い準備時間でも本番に挑めるよう心がけています。
台本が届くのは1週間前が多く、前日になることも珍しくないので、スケジュールに応じて柔軟に練習計画を立てる必要があります。また、毎日の基礎練習で発声や滑舌を鍛え、どんな役にも対応できるよう準備しています。
声優の仕事は、対応力と準備が勝負。難しい役でも、自分なりに工夫しながら乗り越えることが大切だと感じています。

基礎力と練習が自信を作る!
声優としての成長

東京アニメで在学中に経験した、舞台の中間公演や進級公演では、演者としてだけでなく、裏方の動きや流れも理解できました。この経験のおかげで、卒業後に仕事の現場で「こういうときはこう動けばいい」と判断できるようになりました。実際に学校で学んだことが仕事に直結する感覚は、「あ、これ知っている!」と嬉しくなる瞬間でもあります。 それと、授業中の台本チェックやフィードバックを通じて、先生の指摘をメモし、改善を積み重ねるうちに、何を重点的に見るべきかが分かるようになりました。この基礎があるおかげで、現場でもクオリティの高い準備ができるようになりました。特に舞台で学んだ経験は、自分にとって大きな財産です。
声優の仕事では緊張することも多いですが、その緊張を「自分を分析するチャンス」と捉えています。「緊張しているのは自信がないから? それとも楽しみだから?」と自分に問いかけ、「練習したから大丈夫!」と前向きに思い込むのが私の方法です。準備をしっかりしているからこそ、こうたマインドで臨むことができます。

声優 遠野 沙樹さん

夢は吹き替えで輝く声優に

私の夢は、吹き替えで「この役者さんといえばこの声!」と思ってもらえる声優になることです。吹き替えは、自分の声で作品に命を吹き込む喜びがあって、とても楽しいです。もちろん、芝居全般が好きなので、舞台でもアニメでも何かしら芝居に関わり続けたいと思っています。楽しいだけではなく、辛さや苦しさもありますが、それを乗り越えた先に「やっぱり芝居が好きだ」と感じられるのが魅力です。
苦しいことがあっても、自分が好きだという気持ちを信じ続けてここまで歩んできました。諦めないことで、チャンスは大きく広がると思います。

楽しむ心が未来を切り拓く

声優を目指すなら、まず「お芝居が好き」という気持ちを大切にしてください。その気持ちさえあれば、どんな困難も乗り越えられますし、途中で立ち止まってもまた進み出すことができます。声優を目指すのであれば、たくさんの作品に触れることが大切です。映画やアニメ、舞台など、幅広く観て演技を学ぶことで、自分の引き出しが増えていきますし、発声や滑舌の練習をコツコツ続けると、いざというときに役立ちます。声優の仕事は声だけではなく、体全体で感情を表現することが重要です。楽しみながら挑戦し続けることで、きっと夢に近づけます。「諦めない心」と「楽しむ心」で、夢を叶えてくださいね。