「高校生で声優ってなれる?」
「声優を目指すには何をすればいい?」
「勉強するならどこでやればいい?」
などの疑問を持っていませんか?
いまや人気の職業として取り上げられることも多い声優。高校生からデビューしているプロもいるので、目指す方法について知りたいですよね。
そこでこの記事では、高校生が声優になる方法や、勉強法、高校生のうちにやっておくべきことについて解説します!
これから声優デビューを目指したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
記事の概要
声優業界に興味のある方へ
高校生で声優になる2つの方法
こちらでは、高校生で声優になる2つの方法について紹介します。
1. オーディションに合格する
2. 声優事務所に所属して仕事を受ける
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. オーディションに合格する
声優としてデビューする最短の方法として、オーディションに合格することが挙げられます。アニメ制作会社や作者から指名を受けない限りは、オーディションによる募集が一般的です。
「オーディションなんて一般人でも受けれるの?」と思うかもしれませんが、一般公募されている案件も存在します。
実際にプロとして活躍している岡田純子さんは、『センチメンタルグラフティ』というアニメの一般公募オーディションで役を勝ち取りました。
このように、実力さえあれば一般の高校生でも、オーディションによって声優デビューができる可能性は十分ありえます。
2. 声優事務所に所属して仕事を受ける
2つ目は、声優事務所に所属して仕事を受ける方法です。事務所に所属していれば、オファーが来た案件を回してもらえる可能性があります。声優を選ぶ際は、一般公募以外だと事務所を指定して声優をセッティングすることが多いです。
声優事務所に所属すること自体にオーディションが必要ですが、所属していれば案件を回してもらえる可能性があるでしょう。「事務所に所属=声優デビュー」と考えている人も多く、高校生で在籍している人も多くいます。
声優の勉強をする方法3選
声優になるには、当然ですがスキルが必要不可欠です。完全未経験の状態でオーディションに合格することは、難易度が高いでしょう。
そこでこちらでは、声優の勉強をする方法を3つ紹介します。
1. 声優専門学校
2. 声優養成所
3. 独学
それぞれくわしく解説していきます。
1. 声優専門学校
まずは声優の専門学校です。専門学校は実際に最前線で活躍している講師を始めとして、プロが発声の基礎からテクニックまでをしっかりと教えてくれます。
またアニメ制作会社や声優養成事務所とつながっていることも多く、在籍中にオーディションに参加したり、卒業後に事務所に所属したりすることも珍しくありません。
実際に『アイドルマスター シンデレラガールズ』←変更)ウマ娘 プリティーダービーなどの声優として活躍している和氣あず未さんは、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校在籍中にデビューが決まりました。
学校に2~3年通う、学費がかかるなどの負担もありますが、声優を目指すうえで大切なノウハウをしっかり学べます。
2. 声優養成所
声優養成所も、声優について勉強できる環境が整っています。名前の通り、声優になることを考えたレッスンや指導が充実している点が特徴です。声優事務所が養成所を作っているところもあり、卒業後はそのまま事務所に所属できることもあります。
ただし声優養成所に加入するのにそもそもオーディションが必要になるケースが多く、誰でも入れるわけではありません。専門学校ならある程度初心者でも入学できるので、それに比べるとハードルが高いといえます。
ある程度声優としての実力を持っていて、さらに伸ばしたいという方が利用する場所です。
3. 独学
独学でも、声優について勉強することは可能です。YouTubeや書籍にはボイストレーニング関係のコンテンツがたくさんあるので、毎日コツコツ練習すれば声優への道が開けるかもしれません。
ただし独学の場合、本当に効果があるのか、練習方法が自分に合っているのかがわかりづらく、せっかく積み重ねた練習が無駄になることもありえます。
また1人だとモチベーションも続きづらいので、本気で声優を目指すなら何かしらの方法で講師をつけたほうが効果的です。
声優業界に興味のある方へ
憧れの声優になるために!高校生のうちにやってきたいこと5つ
こちらでは、声優になるために高校生のうちにやっておきたいことを5つ紹介します。
1. ボイストレーニングをしておく
2. 腹式呼吸のトレーニングをする
3. アニメをたくさん観て研究する
4. アルバイトをしてお金を貯めておく
5. 卒業後の進路をしっかり決めておく
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. ボイストレーニングをしておく
まずはボイストレーニングをしっかりとこなして、声の実力を高めていきましょう。声優に大切なのは何よりも「声」なので、技術力が低いとオーディションには合格できません。
普段から聞き取りにくいスピードで話していたり、滑舌が悪くなっていたりする人は意外と多いですが、このような癖は声優にとってNGです。
・早口言葉
・濁音をキレイに発音する
・口腔を鍛えるトレーニングをする
など、声優を目指そうと思うなら、普段のしゃべり方を客観的に見つめ直し、聞き取りやすい話し方を心がけましょう。
とはいえ独学だと効果的なトレーニングが難しいこともあるので、自分で頑張りつつ、将来的には専門学校などの進路も検討してみてください。
2. 腹式呼吸のトレーニングをする
声を出すときには、喉ではなくお腹から出すよう意識してみましょう。
腹筋を鍛え、下腹部に手を当てながら肩を動かさず発声する練習を積んでおけば、大きな声が出しやすくなります。普段から腹式呼吸ができるようにトレーニングを積み重ねましょう。
また、声優は長いセリフを息継ぎ無しでしゃべることもあるので、肺活量を鍛えておくことも大切です。
息を思いっきり吸い込んで10秒止め、ゆっくりと吐き出すトレーニングを毎日続け、肺活量をアップさせましょう。
腹式呼吸は声優として基礎的な技術なので、しっかりマスターしておくことが大切です。
3. アニメをたくさん観て研究する
声優の勉強をするために、アニメをたくさん観て研究しましょう。実際にプロがどのようなテクニックを使っているのか、どんな声の出し方をしているのかなどを勉強することは大切です。
好きなアニメや、憧れの声優が出演している作品などを何度も見返して、声の出し方を研究してみてください。ときには真似して声を出すことも大切です。
高校生のうちは時間にも余裕があるので、将来のためにもしっかり声の研究をしておきましょう。
4. アルバイトをしてお金を貯めておく
学校によってはアルバイトが禁止されているケースもありますが、アルバイトが可能な場合は積極的に働いて夢のための資金集めをしておきましょう。夢を叶えるためには、ある程度の資金が必要になってくるもの。
もちろん学生は学業が優先ですが、空いた時間にアルバイトをしてできるだけお金を貯めておくと安心です。
また、学生時代のアルバイトはお金を得るだけでなく、社会ルールや働く大変さを学ぶ場所としても活かすことができます。
アルバイトを通じて、声優の演技に活かせる経験が積めるかもしれません。
声を活かせる職業といえば、接客業やコールセンター、遊園地のスタッフが挙がります。自分に向いているアルバイトを探してみましょう。
5. 卒業後の進路をしっかり決めておく
大人になってから声優を目指すというライバルに比べて、高校生のうちから声優を目指している人はやはり有利といえます。若いうちからプロの技術をどんどん磨くためにも、高校卒業後の進路は早めに決めておきましょう。
高校在学中に声優の専門学校へ見学に行き、専門学校の様子を生で感じてみるのもおすすめです。自分に合った進路をしっかり見定めておくことが、夢を叶えるための近道になるはずです。
10代の高校生の皆さんは、将来の可能性に満ちあふれています。
声優を目指している人は多いですから、早くから準備を始めないとライバルに差をつけられてしまうことも。
夢を叶えるためにも、早いうちからどんどん準備を進めていきましょう。
まとめ:高校生からしっかりと準備して声優を目指そう
今回は、高校生が声優になる方法や、勉強する場所、やっておくべきことについて解説しました。
どんな職業にも言えることですが、若ければ若いほど吸収がはやく、実力がすぐに身につきやすいです。しっかり声優について勉強して、効果的なトレーニングをすることを常に意識しておきましょう。
また将来的には、より声優について勉強できるように、専門学校へ通うことも検討してみてください。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、実際に声優として活躍しているプロ講師から、技術や現場での行動の仕方などをしっかりと学べます。
うまくいけば在学中にデビューも可能なので、声優志望の人にとってかなり良い環境です。高校生向けのオープンキャンパスも随時行っているので、ぜひ雰囲気を掴みに来てください。