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ゲームディレクターになるには?仕事内容や必要な資格・年収を解説!

ゲームディレクターになるには?仕事内容や必要な資格・年収を解説!

「ゲームが大好きで、スマホにたくさんゲームアプリを入れている」

「パソコンやゲーム機を使ってオンライン上の友達とゲームをするのが好き」

というくらいゲームが好きな方なら、一度は「自分でゲームを作ってみたい」と考えたことがあるでしょう。

ゲームクリエイターとして、ゲーム制作に関わる仕事に就きたいと考えている方もいると思います。

一言で「ゲームクリエイター」と言っても、プログラマーやデザイナーなど、ゲームを制作するにはさまざまな職種があります。

これらのゲーム制作に関わるクリエイターをまとめるのが「ゲームディレクター」です。

この記事では、ゲームディレクターという職業について解説していきます。また、ゲームディレクターになるために必要な資格やスキルも紹介します。

ゲームディレクターに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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ゲームディレクターとは?

「ゲームディレクター」とは、ゲームを開発する現場のリーダーを担う仕事です。

ゲームプログラマーやゲームデザイナーなどの各スタッフへ指示を出して、企画から完成までのスケジュール管理やテストプレイなど、ゲーム作りを管理し、監督します。

ゲームの企画を出すところから制作に関わり、ディレクターの手腕で作品のクオリティーが違ってくるため、ゲームの完成まで常に責任が伴うやりがいの大きな仕事です。

ゲームディレクターとプランナーとプロデューサーの違い

ゲーム制作に関わる職種の代表的なものには、ゲームディレクターの他に、ゲームプランナーとゲームプロデューサーの仕事があります。

3つの仕事内容の違いを、表にまとめました。

ゲームディレクター・プランナー・プロデューサーの違い
ゲームディレクター ゲーム制作の現場監督を行う
ゲームプランナー ゲームの企画を行う
ゲームプロデューサー 宣伝活動を行う

ゲームプランナーは、ゲームの企画を考えます。ターゲットとなる顧客層やゲームのジャンルなどを企画します。

ゲームプランナーについては、以下の記事で詳しくまとめています。
ゲームプランナーとは?4つの仕事内容や求められるスキルなどを徹底解説

ゲームディレクターは、ゲームプランナーが考えた企画を進めるためにチームに指示を出し、完成させます。小規模な制作会社では、ディレクターがプランナーを兼業することもあります。

ゲームプロデューサーは、制作を進めるための資金を調達し、完成したゲームプランをユーザーにアピールするのが仕事です。

ゲームプロデューサーには、次の記事でより詳細に仕事内容をまとめています。
ゲームプロデューサーの仕事内容&必須スキル

ゲームディレクターとゲームプロデューサーの大きな違いは、ディレクターが現場監督であるのに対し、プロデューサーはゲームを売るための責任者であるところです。

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ゲームディレクターの仕事内容

では、1本のゲームが完成するまで、ゲームディレクターは具体的にどのような仕事をするのでしょうか。

ゲームが完成するまでにゲームディレクターが関わる仕事は、次のようになります。

  1. 企画の打ち合わせ
  2. 開発チーム作り
  3. 開発のスケジュール管理
  4. 不具合への対処の指示
  5. 数値測定

順番に解説していきます。

企画の打ち合わせ

ゲームの企画をゲームプロデューサーやゲームプランナーとともに打ち合わせをします。ゲームデザイナーもこの段階で関わることもあります。

詳細に打ち合わせをして、リリース後の運用方法まで計画します。

企画の良し悪しで売上が変わり、売上次第でアップデートや次回作にも繋がっていくので、打ち合わせは綿密に行われます。

開発のチーム作り

打ち合わせで出来上がった計画を進めていくために、ゲームプログラマーやゲームデザイナーなど、制作に携わるスタッフをまとめて、開発チームを作ります。

作った開発チームにリーダーシップを発揮して指揮するのがゲームディレクターの腕の見せどころです。

開発のスケジュール管理

ゲームバランスを確認し、作品そのものやグラフィック、音楽などのクオリティチェックもしつつ、納期までに制作を進めるために、スケジュール管理を行います。

もし制作に遅れが出ればゲームの発売を延期という事態にもなりかねないので、責任が大きく、経験が物を言う仕事です。

不具合への対処の指示

ゲームを制作する上で、不具合などのトラブルは必ずついて回ります。

そういった場合にも、チームに的確な指示を出して対処し、問題を解決していくのもディレクターの仕事です。

ゲームの不具合に冷静に対処し事態を収拾することで、制作チームから信頼を得やすくなります。

数値測定

いよいよゲームを発表する段階になりましたが、ディレクターの仕事はゲームを発売して終わりではありません。

ディレクターは、ゲームの売上などの数値を管理し、次の企画に繋げるための分析もします。

特にソーシャルゲームは、アプリ内課金や広告で収益を得ています。評判のいいイベントを開催することで、ゲームを盛り上げます。

そのためには、日々の数値を測定し、企画の提案や実施に繋なげるための迅速な対応が必要です。

ゲームディレクターになるには

では、実際にゲームディレクターになるには、どうすればいいのでしょうか。

主に次の3つの方法があります。

  • 専門学校で知識とスキルを身につける
  • ゲーム会社へ就職する
  • 大学で学ぶ

1つずつ解説します。

専門学校で知識とスキルを身につける

ゲームディレクターを目指す上で一番おすすめの方法は、専門学校でゲーム制作に関わる知識やスキルを身につけることです。

いきなり未経験で、ゲーム会社にディレクターとして就職できることはほとんどありません。まずはゲームプランナーやゲームデザイナーとして経験を積むことが必要です。

ゲームプランナーやゲームデザイナーは、大変人気の職業で狭き門ですが、専門学校でゲーム制作について学んでおくことで、就職が有利になります。

ゲーム会社へ就職する

ゲームディレクターになるために、ゲーム会社でゲームプランナーやゲームデザイナーとして経験を積むという道もあります。

ゲームディレクターは現場を取り仕切る能力が必要なため、企画を出したり仕様を調整したり、さまざまな仕事を経験してステップアップしていきます。

ただし、ゲーム制作未経験者がゲーム会社に就職するのは、非常に難しいです。専門学校で知識やスキルを身に着けておくと、即戦力として働くことができます。

大学で学ぶ

大学で学べることは、ゲーム制作の専門知識というよりも一般的な学問を学ぶ意味合いが強いです。

ゲーム制作に関わる学問としては、マーケティングなどの商学や、プログラミングやソフトウェア設計などのメディア学、情報伝達やコミュニケーションを学ぶ教育学などがあります。

大学で学ぶのは、ゲーム制作の仕事に就くことを決定していない方にはよいですが、ゲーム制作の知識を活かす実践的なカリキュラムは、専門学校に比べると少なくなります。

ゲームディレクターに必要な資格は?

ゲームディレクターになるために、必要な資格というのは特にありません。そのため、資格がなくてもゲームディレクターを名乗ることができます。

ただし、ゲームディレクターはゲーム制作のスキルや経験が必要な仕事です。具体的なスキルは次の章で紹介します。

ゲームディレクターに必要なスキル

ゲームディレクターに必要なスキルは、主に次の4つがあります。

  • マネジメント能力
  • ソフトの操作能力
  • マーケティング能力
  • コミュニケーション能力

順番に解説していきます。

マネジメント能力

「マネジメント」とは、ビジネスの場面では「経営管理」や「組織運営」を指すことが多いです。チームを組織して効率的に活用し、ゲームの完成という目標達成を目指します。

ゲームディレクターにマネジメント能力がないと、チームのスタッフは次にどうしたらいいのか分からなくて困ります。

制作スタッフ全員に「次はこの作業をすればいいんだ」と理解させる能力が必要です。

ソフトの操作能力

ゲームディレクターが、直接ソフトを操作してゲーム制作に携わるということは少ないです。

ただし、ディレクターにはプログラマーやデザイナーなど、制作チームに適切な指示を出すことが求められます。そのため、チームが扱うソフトの知識もある程度必要です。

操作能力が求められる主なソフトは、次のようなものです。

  • Illustrator・PhotoshopなどのAdobe系のソフト
  • Excel・Word・PowerPointなどのOffice系のソフト

プログラミングやグラフィック系のソフトウェアに慣れておくことを、ゲームディレクターに必須で求めるゲーム会社もあります。

マーケティング能力

ゲームディレクターは、単にゲームを制作するだけではありません。売れるゲームを作るための「マーケティング能力」も必要です。

エンタテインメント全体への見識や興味があり、作品をヒットさせるために何が流行っていて、ユーザーに受け入れられるものとは何か分析できることが求められます。

コミュニケーション能力

「マネジメント能力」とも関連しますが、ゲームディレクターは、制作チームに的確に指示を出し、作品のクオリティやスケジュールを守れるよう動かなければなりません。

そのためには、相手の状況を理解した上で、ゲーム制作がスムーズに進むよう自分の意見を伝えることができる「コミュニケーション能力」が必要になります。

ゲームディレクターに向いている人

ゲームディレクターに向いている人は、次のような方です。

  • ゲームが好きな人
  • リーダーシップのある人
  • 体力のある人

ゲームディレクターは、ゲーム全般について多くの知識が必要なので「ゲームが好き」という人には向いています。

「自分ならばこんなゲームがしたい」という思いからヒットする企画が生まれることもあります。今流行っているゲームを把握し、実際にプレイして分析できると有利です。

また、チーム内で意見が衝突したり、ソフトに不具合が起こったりなどのトラブルがあることもあります。ゲーム制作が順調に進んでいない時も、スタッフと良い関係を築き信頼される、リーダーシップの取れる人が求められます。

さらに、ゲームディレクターは、かなりのハードワークになることが多いため、体力がある人も向いています。

ゲームディレクターの就職先は?

ゲームディレクターが働く現場は、主に次のような企業です。

  • ゲームメーカー
  • ゲーム制作会社
  • IT企業

ゲームメーカーは、ゲームを企画、制作、販売を一貫して行っています。大人気ゲームを発売している有名ゲームメーカーは、求人倍率が非常に高く、未経験での入社は困難です。

ゲームメーカーから発注を受けてゲーム制作を行う「ゲーム制作会社」もあります。ゲーム制作全体を受注したり、部分的に請け負ったりする企業もあります。

また、一部のIT企業では、アプリ開発部門を設置してゲーム開発をしていることもあります。そのため、ゲームディレクターを募集している場合があります。

ゲームディレクターの給料・年収

2022年5月時点では、ゲームディレクターの平均年収は正社員で約520万円となっています。月給は約43万円になります。
引用:ゲームディレクターの年収・時給求人ボックス

正社員なら日本の平均年収433万円と比べると高い傾向にあります。
引用:令和2年分 民間給与実態統計調査

ゲームディレクターのやりがい

ゲームディレクターは1つのゲーム作品の企画して制作、発売までの責任を一貫して担うので、重要な仕事です。

ゲームディレクターの仕事をしていて、やりがいや充足感を得られる時があります。ここでは、代表的なものを3つ紹介します。

  • 自分の好きな「ゲーム」を制作する仕事ができること
  • チームで一つの作品を仕上げることができること
  • 自分が制作したゲームが世に出回ること
  • 作ったゲームが評価されること

ゲームディレクターは「ゲームが好き」という人でないと勤まりづらいですが、自分が好きなものを制作できることに喜びを感じる人は多いです。

「こんなゲームがやりたい」というこだわりを形にして、仲間と一緒に制作することはとても楽しいです。

また、その「自分が作りたかったゲーム」を、自分が組んだ仲間と一緒に一致団結して仕上げていくことにも喜びを感じます。

そのゲームが発売され、世に出回るようになると、店頭で自分が関わったゲームのパッケージを見ることもあります。

「あのゲームやってみたけど面白かった」というようなユーザーの評判を耳にすることもあるかもしれません。作ったゲームが評価された時には、この上ない達成感に浸れます。

ゲームディレクターの将来性

2020年からの新型コロナウィルス感染拡大の影響で、家庭用ゲーム機やモバイルゲームの需要が急増し、Nintendo SwitchやPlayStation®5などのゲーム機が抽選販売になりました。

アジア太平洋のゲームプレイヤー人口は14億5,400万人に達し、ゲームソフトの市場規模も、2020年前半は2019年と比べて29%もアップしています。

これほど需要が急拡大すると労働環境の過酷さが心配になるかもしれませんが、近年は残業時間の抑制に取り組み、ゲーム企業の労働環境を改善していこうという動きが強くなっています。

コロナ禍の影響でリモートワークも浸透し、さらに制作プロセスが効率化されるなど、働きやすい環境を目指す企業が多くなっています。

日本でもeスポーツが盛んになりつつあり、2022年4月には日本のeスポーツチームが世界3位と大活躍を見せ、一般のニュースでも報道されるほど話題になりました。

ゲーム業界が活発になれば、ゲームプランナーなどからゲームディレクターに昇格した人が、さらにゲームプロデューサーに進む道も見えてきます。

人気ゲームのゲームプロデューサーともなれば、年収1,000万円を超える人もいます。大変夢のある職業です。

(参考:グローバルゲームマーケットリポート2020、マイナビクリエイター

ゲームディレクターになるために専門学校で学ぼう

ゲームディレクターになるために専門学校で学ぼう


ゲームディレクターになるには、プランナーやプログラマーとしてゲーム会社に就職してステップアップするのが一般的ですが、ゲーム会社は非常に求人倍率が高いです。

まずは、専門学校で知識やスキルを身に着けることで、即戦力として働くことができるので就職に有利になります。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校ならば、ゲームディレクターになるための様々な知識を学ぶことができます。

いち早くゲーム業界で活躍するならば、3年制の「スーパープロゲーマー専攻」がおすすめです。

プロゲーマーになるための実習のほか、ゲーム業界の研究、チームマネジメント、コミュニケーション術などを学ぶことができます。

じっくり学ぶなら、4年制の「ゲームアプリ&VRクリエーター専攻」をおすすめします。

プログラミングやアプリ制作、デザインスキルなど、さらにゲーム制作に特化した専門知識を学ぶことができます。

体験入学」では、校舎を見学し、実際に体験レッスンを受けていただいた上で個別相談会を実施しています。

オンライン説明会」も開いているので、来校が難しくても学校についての説明を聞くことができます。

ぜひ、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校で、ゲームディレクターへの夢を実現してください。

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