eスポーツにはさまざまなジャンルのゲームがありますが、中でも特に人気なのが「FPS」です。そこで今回は、「FPS」とはどのような内容のゲームなのかを解説するとともに、人気の秘密に迫ります!
eスポーツ業界に興味のある方へ
今人気の「FPS」とはどんなゲーム?
FPSとは、「First Person shooter」の略称であり、日本語に訳すと「一人称のシューティングゲーム」という意味です。その名の通り、主人公の視点に立って移動をおこない、銃や武器などを用いて敵を倒していくのが特徴で、視覚・聴覚を研ぎ澄ませながら、まるで自分がゲームの世界に入り込んだかのような感覚でプレイすることができます。
eスポーツでは「Call of Duty」シリーズや「Counter-Strike」「オーバーウォッチ」「Halo」シリーズなどのタイトルが有名です。
FPSと似たようなゲームには「TPS」というものもあります。これは「Third Person shooter=第三者視点のシューティングゲーム」であり、FPSと違って操作キャラクターが画面に表示されるのが特徴です。
FPSが人気な理由って? どんな人に向いている?
FPSでは、自分自身が武器、もしくは素手で敵へ向かっていきます。実際の視界と同じく、自分の姿は見えません。つまりキャラクターと同じ視点でフィールドを駆け巡ることになるため、とても臨場感のあるバトルを楽しめるのです。
また、左右や背後も見えにくいので、索敵能力を磨かないと敵にすぐ見つかってやられてしまいます。このスリルが大きな魅力であり、人気の秘密だといえます。
FPSは敵の位置を予測して上手に立ち回ったり、マップから読み取って先読みしたり、常に思考を巡らせながら行動することが必要です。さらに、敵よりも早く攻撃するためには、反射神経も重要となります。「考えることが好き」「反射神経には自信がある」という人は、FPSに向いていると言えるのではないでしょうか。
また、エイム(照準を合わせて攻撃すること)の精度を高めるためにコツコツ練習できる人や、失敗してしまったときに「何がいけなかったか」を振り返り、次のバトルに活かせるガッツのある人も、FPSに向いているといえます。
eスポーツ業界に興味のある方へ
eスポーツ界でFPSが熱い! 専門学校に通って選手を目指そう!
「自分自身が相手を倒す」という感覚が味わえるのは、FPSならではの醍醐味です。FPSにハマっている人の中には「eスポーツの選手を目指したい!」と思っている方も少なくないと思います。
eスポーツ選手になるには、独学でもなれないことはありません。しかし、独学だと練習方法や練習量、反省点などを振り返りにくくなるため、“上達の壁”に当たってしまうことも多いのです。そのため、より高みを目指すのであれば、専門学校で学ぶのがおすすめです。
eスポーツの専門学校では、授業の中でFPSについての知識や技術をじっくりと学ぶことができます。さらに他の生徒と対戦しながら、授業で身に付けた力を実践・定着させられるので、確実に実力が身についていきます。
ゲームのスキルの他にもeスポーツ選手として必要なメンタリティや、海外の人と試合をすることを想定した英語力なども育てることが可能です。
eスポーツに必要な「総合的な実力」が身に付けられるのは、専門学校の最大のメリットだといえます。ぜひ進路の1つとして考えてみてくださいね。
ストリーマー&ゲーム実況専攻
3年制スーパーテクノロジー科
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